担々麺専門店「担々麺ごまる」が、2月18日、東京・銀座にオープンしました。女性客は食前に野菜ジュースがサービスされたり、紙エプロンに加え、髪を束ねるヘアゴムまで用意されていたりと女子力の高いお店。さっそく看板メニューの「ごまる担々麺」(850円)を食べてみました。
■食前にフレッシュな野菜ジュース
まずは野菜ジュースと、ミニすり鉢入りゴマが運ばれてきます。※野菜ジュースは女性客のみ
野菜やフルーツ、豆乳を合わせたジュースは、食事による血糖値の上昇を緩やかにしつつ、胃の粘膜を保護。辛い担々麺を食べる前にぴったりなのだとか。
この日のジュースは、レタスや水菜、キュウリにパイナップルと豆乳を合わせたもの。はじめにさわやかな野菜味、あと味にかけてパイナップルの甘酸っぱさと豆乳のまろやかさが広がる飲みやすい味わいでした。
ミニすり鉢入りのゴマは、担々麺のトッピング用。これまたミニサイズのすりこぎで、担々麺を待つ間にすりましょう。
■ガッツリ辛いごまる担々麺!
ごまるの担々麺メニューは、辛さが4段階(辛さなし、辛さ控えめ、レギュラー、辛さ増し)から選択可能。今回はスタンダードなレギュラーをチョイスしました。
トッピングは調味料と合わせ炒めた豚肉、ネギ、チンゲン菜、花椒。たっぷり入ったラー油は2種の油(大豆油、菜種油)と3種のスパイス(シナモン、スターアニス、山椒)を使用し、風味豊かに仕上げられています。
スープを口にしてはじめに感じるのは、花椒の華やかな香りとビリッとくる辛さ。次いでスープの濃厚な旨みが押し寄せます。チキンベースにゴマの豊かな風味とコクが凝縮されており、うっかりすると麺を置き去りにして飲み干してしまいそうなくらい美味。
麺は歯切れ良く、もっちりとしたやわらかな食感。やや太めで、濃厚なスープと好相性です。
すりたてのゴマも投入。すりたての香ばしさはもちろん、自ら手をかけたことにより、ほんのり“産みの喜び”が加わり、さらにおいしく感じられます。
飲み下すたびに辛さが口の中にふわりと花ひらき、数口も食べれば舌はヒリヒリ、額には汗がじわり。「辛いのが好き!」という人も、はじめは「辛さ控えめ」または「レギュラー」あたりから具合を探っていくのがいいかと思います。
店舗所在地は東京都中央区銀座1丁目14番5号 銀座ウイングビル北 半地下。営業時間は11時~23時、ラストオーダーは22時45分。席数は36席。