ゼラチンでスイーツを涼しく手作り!
ゼラチンでスイーツを涼しく手作り!

本日7月14日は「ゼラチンの日」。ゼラチンがフランス料理やデザートによく使われることから、日本ゼラチン工業組合がフランスの「パリ祭」と同じ日に制定したのだとか。

以前レシピ本「すごい!ゼラチンふりかけ健康レシピ」の記事でも解説しましたが、ゼラチンはコラーゲンから作られる無脂肪のタンパク質。人体を作る必須アミノ酸9種類のうち、8種類が含まれています。ゼリーを固める材料としてはもちろん、料理を美味しくする効果もあるそうで、デザート以外にも様々な料理への活用が注目されています。


とはいえ、気温が急上昇してきたのでひんやりデザートの誘惑には勝てません!今回は、料理家・食育アドバイザーの“ちょりママ”こと西山京子さんのゼラチンレシピ本「ちょりママのゼラチンひとふり絶品おかず」に掲載されているレシピから、見た目も涼しいデザート2品をご紹介します。

ゼラチンと柑橘フルーツで作る爽やかな2品をご紹介
ゼラチンと柑橘フルーツで作る爽やかな2品をご紹介

◆高級デザートみたい!?果肉たっぷり「丸ごとグレープフルーツゼリー」

フルーツショップ「千疋屋」で販売されているグレープフルーツのくりぬきゼリー。初めて食べた時はあまりのおいしさに感動したものです…。お高いので頻繁には買えませんが、このレシピなら毎日でも作れそう!

まずはグレープフルーツ2個分の果肉をくりぬき、果汁を絞ります(合わせて2カップ分にならない場合は果汁やグレープフルーツジュースを加えて調整)。次に、水 50cc に粉ゼラチン 5g を振り入れておいたものを電子レンジで30秒加熱し、グラニュー糖(大さじ1)を溶き混ぜ、さらにグレープフルーツの果肉・果汁と混ぜます。くりぬいたグレープフルーツまたは器にいれて冷蔵室で3時間以上冷やし固めたらできあがり。

果肉感たっぷりで贅沢な味わい!
果肉感たっぷりで贅沢な味わい!

果肉のプチプチとした食感とつるんとしたゼリー部分が楽しめて、ジューシーで満足感たっぷり。見た目もゴージャスなのでおもてなしにも良さそうです。

◆グミも作れる!ほんのり甘い「はちみつレモングミ」

続いては、多めのゼラチンで作るはちみつレモングミ。子どもの頃からグミが大好きな筆者にとって見逃せないレシピです。こちらもとても簡単。

水 70cc に粉ゼラチン 8g を振り入れておいたものを電子レンジで40秒加熱し、レモン果汁(大さじ1)、はちみつ(大さじ1と1/2~2)を加えてよく混ぜます。薄くサラダ油を塗った型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めたらできあがり。

型が無いので小さめの製氷器で作ってみました
型が無いので小さめの製氷器で作ってみました

固まったグミは指でつまんでも崩れないほどの弾力があり、ほのかにハチミツとレモンの香りがします。暑い日にピッタリのサッパリとした味わいで手が止まらず、あっという間に食べ終わってしまいました。

ぷるぷるのグミが完成!(取り出す時にちょっと崩れてしまいました…)
ぷるぷるのグミが完成!(取り出す時にちょっと崩れてしまいました…)

市販のグミに比べると柔らかめではありますが、この手作り感がおうちのおやつっぽくて良い感じ。取り出す時にちょっぴり崩れてしまったので、次はもっと大きい型で作りたいと思います!

同レシピ本にはこのほかにも、ハンバーグがいつもよりジューシーになったり、パンケーキがしっとりモチモチの食感になったりと、ゼラチンをちょっと加えるだけでグッとおいしくなる料理レシピもたくさん掲載されています。夏はお肌の調子も気になる季節。ゼラチンで日々の料理にコラーゲンを賢く取り入れてみてはいかがでしょうか?

「ちょりママのゼラチンひとふり絶品おかず」/西山京子
「ちょりママのゼラチンひとふり絶品おかず」/西山京子

※「丸ごとグレープフルーツゼリー」は2~3個分、「はちみつレモングミ」はグミ型15個分の分量です。