以前、えん食べでは「スクランブルゆでたまご」の作り方を紹介する YouTube 動画が話題になっていると
お伝えした。その方法は、シャツの袖に卵を入れ、紐で縛り、ぐるんぐるん回すというもの。ただしこれだと回すのにちょっとしたコツがいるうえ、シャツの袖が伸びてしまうという難点もあった。
シャツの袖を伸ばさずに作れる方法はないの?
と、お考えのあなたへ
だが、ついにこのたび、スクランブルゆでたまごを作るため「だけ」に生まれてきたキッチン雑貨が鮮烈デビューを果たしたのだ!現在 Kickstarter にて出資者を募集している。
ご存知ない方のために簡単にご説明すると、スクランブルゆでたまごとは、白身と中身を殻の中で合体させて茹でた卵のこと。茹でる前にひたすら卵を回転させると、中で白身と黄身が見事に合体し、茹でてから殻をむいてみると “黄金の卵” が現れる。
今回開発されたアイテム「Goose(グース)」は、卵を入れる “カプセル” の両側に紐を取り付けたという至ってシンプルなもの。紐を両側から引っ張ってカプセルをぐるぐると回し、その遠心力で中身を “スクランブル” するのだ。
グースは使い方がとても簡単なうえ、それほど強い力も必要ないので子どもでもスクランブルゆでたまごを作ることができる。さらに、リサイクル可能で環境にもやさしいのだとか。
ちなみにスクランブルゆでたまごの味だが、いわゆる「スクランブルエッグ」とはまたちょっと違うらしい。グースの開発者によると、「香り豊かで繊細な味わい、かつシルクのようになめらかな舌触り」だそうだ。
むいたときのサプライズを演出できるのはもちろん、いろいろな料理にアレンジもできて楽しそうなので、筆者はぜひ使ってみたい。Kickstarter で出資して、いち早くゲットしてやろうかと真剣にもくろんでいるところだ。
※画像の出典はすべてKickstarter 公式ページ