
黄身と白身が混ざってます
WonderHowTo は「スクランブルゆで玉子」を、「黄身と白身を混ぜてから茹でた玉子」だと定義しています。玉子のカラに穴をあけて混ぜてしまえば簡単ですが、今回 WonderHowTo が公開したやり方では、玉子を割らずに混ぜられるのがポイントです。
では、同ビデオに従って、スクランブルゆで玉子を作ってみましょう。用意するものは、新鮮な玉子、長そでのシャツ、そしてひも2本です。「料理するのに、なぜシャツやひもが?」というもっともな疑問は、一度棚に上げておいてください。


では調理開始です。まずは、シャツの袖に玉子を入れ、玉子が安定するように玉子の両端部分を紐で縛ります。


次に、シャツの袖を両手で持って、玉子ごとぐるぐる回しましょう。


あとは普通のゆで玉子同様に、ぐつぐつ茹でれば「スクランブルゆで玉子」のできあがりです。



スクランブルゆで玉子の作り方を巡る謎は、今回解明されました。今後の研究では、「できあがったスクランブルゆで玉子を、何に用いればよいのか?」に焦点が移っていくことになるでしょう。ゆで玉子はスクランブルにしたところで、味が向上することはありません。ただ、知らずにこのスクランブルゆで玉子を剥いた人は、おそらくはとてもびっくりすると思います。そのように、人をびっくりさせることができるというのが、スクランブルゆで玉子の唯一の存在理由となることでしょう。
米国ではイースターに、庭などに隠されたイースターエッグを探して楽しむ「エッグハンティング」が行われます。そんなとき、スクランブルゆで玉子を使えば、子どもたちを驚かすことができます。「これは、恐竜の玉子なんだよ」なんて言えば、5歳くらいまでの子どもならば大喜びしてくれるでしょう。
さて、この調理方法でもっとも難しいのは、どのようにして玉子をぐるぐる回すのか?という部分。これについては、同社の公開しているビデオを参照してください。ただし、ビデオ通りにやれば、玉子の中身も混ざりますが、シャツの袖もびろんびろんに伸びてしまうのでご注意を!
How to Scramble Hard Boiled Eggs Inside Their Shell