先週 FIFA ワールドカップ ブラジル大会が開幕した。筆者はわざわざ iPhone 用の TV チューナーを購入し、世界のスタープレイヤーたちの競演を布団の中で連日観戦している。先日、オフィスで眠気覚ましのレッドブル片手に“ブラジル行きたい…”と口走ったところ、見かねた編集部の美食部サリー@BB さんがこんなものをくれた。
こちらはオイシックスの献立キット『Kit Oisix(きっとおいしっくす)』シリーズから、期間限定で販売されている「ブラジルワールドキット Kit Oisix」(2人前、税込1,598円)。おかず2品分の旬の食材が詰め合わされており、このキットを使えば、主菜と副菜が
20分で作れるのだとか。
普段凝った料理を作る時間も気力もないが、心だけはブラジルに飛んでいる筆者。
ほぼハーフタイムでブラジル料理が作れるってことならがんばれそう!よーし、さっそく作るぞ~。
ずっしり重いパッケージを開けてみると、レシピカードの下に缶詰や野菜など色々な食材が詰められている。
ご飯も入れると食材は全11種類、“食材イレブン”だ!
ベーコンは無塩せき、チキンコンソメは化学調味料不使用、とカラダにも優しそうなセレクト。ニンニクやローリエなども1食で使う分だけ入っているようだ。余ってしまったがその後使う機会がない…なんてことも無くて良いですな。
レシピを確認したところ、このキットで「主菜:フェジョアーダ(豆と肉の煮込み)」と「副菜:バナナとトマトのスイートフリット」の2品が作れるそう。なお、ご飯は入っていないので、自分で用意する必要がある。
レシピには20分で作るコツのようなものが書かれている
どちらもはじめて作る料理だが、20分でできるだろうか?いざ、キックオフ!
あまりに集中していたため途中の写真を1枚しか撮っていなかったが、無事完成した。
写真どおりできた!うれしい!
(※筆者宅のご飯は雑穀米)
時間の方は、20分…を少しオーバー。みじん切りが苦手な分のロスタイムとしておいてほしい。
ブラジル国民に広く愛されているというフェジョアーダは、煮詰めた白インゲン豆がクリーミーで濃厚な食感。7分ほど煮込んだだけなのに、コンソメとベーコンの旨みがよくしみこんでいてご飯とものすごく合う。手軽に作れるようアレンジされているとのことだが、ハンバーグのスパイシーさもありエスニックな味わいはきちんと表現されている。
一方、バナナを素揚げしたフリットも、ブラジルではおなじみだそう。今回は揚げ焼きだったが、表面の香ばしさとねっとりと甘いバナナが新感覚でホットスイーツのよう。青臭さがまったくなく、ジューシーで酸味のあるトマトとの組み合わせも絶妙だ。お好みで砂糖やハチミツをかけても良い感じ。
どんなに忙しくてもやっぱり自分で作るご飯が一番。キットを購入するだけで帰宅後30分足らずでできるのはありがたいと思う。なおこちらのブラジルワールドキットは、6月26日までの販売とのこと。ブラジル気分を味わってテンションもさらに上がったので、まだまだ観戦するぞ~!