シュラスコは、ブラジル版 BBQ。バルバッコアでは、肉や野菜などを長い串に刺し、シュラスケーロと呼ばれるオーブンで回転させながらじっくりと焼き上げています。味付けは基本的に岩塩のみ。サラダバーとあわせて食べ放題で提供されています。香ばしく焼き上げられた肉(牛肉、鶏肉、豚肉、羊肉…)は、いくらでも食べられるおいしさ。
そんなおいしい肉とビールを外で楽しめるなんて、最高じゃないですか!いてもたってもいられなくなったえん食べ編集部は、品川へ行ってきました。
バルバッコアビアガーデンは、ウィング高輪 WEST の3階にあります。品川駅高輪口(西口)前の横断歩道を渡って、マクドナルドの左奥にあるエレベーター(または階段)で3階へ。降りて振り返ると、会場への入り口があります。昨年までは別の店がビアガーデンを営業していた場所なので、来たことがある人もいるかもしれません。
エレベーターホールから外へ出て階段を降りると、スタッフが席まで案内してくれます。そしてオーダーを取りに来てくれるので、一般的なレストランと似たような感覚ですね。
メニューは、飲み放題やコースに加え、単品の料理やドリンクが用意されています。
料理メニューは、バルバッコアらしいグリル肉が中心。ピッカーニャ(牛イチボ)、ポルコ(豚ロース)やフランゴ(鶏もも)といった、同店で普段出されているのと同じ肉を塊で楽しめます。この3種を盛り合わせた「バーベキュープレート」(3,000円)は一番の人気メニュー。設備の都合上、レストランと同じように回転させながら焼けるわけではありませんが、シュラスコ用のグリルを使ってじっくりと焼き上げられているそうです。
ほか、ブラジル版コロッケ「キベ」や「コッシーニャ」など、肉以外のブラジル料理も。ビアガーデンの定番、枝豆やフライドポテトがのった盛り合わせ(1,600円)も用意されています。
ドリンクを見てみると、ビールはキリン一番搾り(700円)。同スタウト(750円)、ハーフ&ハーフ(750円)のほか、ハイボール各種(500円~)、サワー各種(500円)、ワイン(500円)、ソフトドリンク各種(450円~)と、ノーマルなラインナップ。加えて、ブラジルの代表的なお酒「カシャーサ」を使ったカクテル「カイピリーニャ」(650円)や、フローズンモヒート(700円)も。またサワーの中には、焼酎をパッションフルーツジュースで割った「マラクジャサワー」、同じくマテ茶で割った「マテ茶ハイ」なんて変わり種もありました。
そしてコースは2種。おつまみ盛り合わせとバーベキュープレート(計7品)の「ビアガーデンコース」(3,000円)と、ビアガーデンコースに、ガーデンサラダとフライドライス(ブラジル風チャーハン)、厚切り炙りベーコンを足した計10品が提供される「バルバッコアコース」(4,000円)です。そしてコース限定で、120分の飲み放題を付けられます(1,500円)。
コースは単品メニューを組み合わせたものなので、予約していなくても注文可能とのこと。また予約はコースのみ(2時間制)で、席だけの予約はできないそうです。
えん食べ編集部は、ほとんどの人が注文するというバーベキュープレートと、おつまみ盛り合わせをオーダーしました。ビアガーデンコースと同内容になる2品です。
3種の肉がセットになったバーベキュープレートは、普段はスライスされた状態でしか食べられないバルバッコアの肉を、塊で食べられるガッツリメニューです。ビールが進む進む…!写真で見ると小さく見えてしまうのですが、手のひらほどの大きさの厚い塊肉は、実際に目にすると結構なインパクトがあります。各100g ずつくらいはあるのでしょうか。2~3人で食べるとちょうど良さそうなボリュームでした。もちろん、1人あたり1皿食べるのもアリです。
ピッカーニャ(手前)、ポルコ(左奥)、フランゴ(右奥)
おつまみ盛り合わせは、枝豆、フライドポテトと、鶏のコロッケ「コッシーニャ」、豚の皮をカリカリに揚げたスナック「プルルカ」がセットになっています。まさにビールのアテ。
この2品だけでも、見た目以上にボリュームがあり、満足できる量でした。物足りなければ、ソーセージ3種盛り合わせ(1,800円)など、ほかのメニューを追加でお試しあれ。人数が多い場合は、皿数も増えるバルバッコアコースの方がよさそうです。なお、「コース」という名はついていますが、順番に料理が出てくるものというよりは、「セットメニュー」感覚の方が近いかもしれません。
(提供:バルバッコア)
営業時間は17時~23時(土日祝は15時~)、8月21日まで。ひっきりなしに問い合わせがあり、すでに6月中の金曜は予約で満席なのだとか。平日は、18時を回ると混みあうため、予約なしで訪れても入れるかどうか分からないとのこと。休日はオープンの15時から多くのお客さんが入り、17時台以降も混雑が続いていることが多いそうです。
立地からか、平日の夜は仕事終わりに訪れる人でにぎわうそう。夕方や休日は、家族連れや買い物ついでに立ち寄る人、近くのホテルに泊まっている人など、さまざまな人が来店するのだとか。もちろん外国人の姿も。
そしてこういった屋根がないスペースの場合、「雨が降ったらどうなるのか」が気になりますよね。同店の場合は、開店前から雨が降り続いているときなど“営業しない”と決まれば、その時点で予約者に連絡をくれるそうです。オープン後に降って来てしまったら、お客さんの自己判断に任せるとのこと。傘をさすなどして続けるのもアリだそうです。
今夏注目ビアガーデンのひとつ、バルバッコアビアガーデン。ほかのビアガーデンよりも開催期間が短めなので、行きたい人は早めに予約することをおすすめします。これだけ“肉が主役”なビアガーデンは、少ないはず!
※表記価格は税別
※仕入れによって料理内容が変更される場合があります