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【工場見学】参加費無料!「グリコピア・イースト」大人も楽しめる魅力が盛り沢山!クイズ大会のコツも伝授


突然ですがここでクイズ。“ひとつぶ300メートル”のキャッチコピーで有名な江崎グリコのキャラメル「グリコ」だが、この“グリコ”とは何からとった名称かをご存知だろうか?


正解は、牡蠣のエキスに多く含まれている「グリコーゲン」。江崎グリコの創業者である江崎利一(えざき りいち)が、「育ち盛りの子どもたちが喜ぶお菓子に、グリコーゲンを混ぜて“栄養菓子”を作りたい!」と考えたのが誕生のきっかけだ。


普段何気なく口にしている馴染み深いお菓子も、こんな風に作られた過程を知るとちょっぴりおいしさが増すような気がする。もっと江崎グリコの商品について知るために、ポッキーなどを生産する工場「グリコピア・イースト」へ見学に行ってみた。

グリコピア・イースト

■ ポッキーが生まれる場所
「グリコピア・イースト」は埼玉県の北本市にある。「わくわくファクトリー グリコピアEAST」と書かれた真っ赤な看板が目印。


今日見学する工場 予想よりかなり大きい

集合時間になったのでさっそく中へ。白を基調にまとめられた工場内はかなり綺麗!最初は入ってすぐの場所にある「カレッジホール」に移動する。ちなみにこのカレッジホール、グリコ誕生の元となった牡蠣(かき)の貝殻がかさなっている姿をイメージしているそう。

カレッジホール

まずは見学の最後にあるジャイアントポッキー作り体験の参加メンバーを募集。1人500円(税込)でオリジナルのポッキーが作れる体験教室だ。

ポッキー作りの参加者を募集

定員は20名。ハサミなどを使う作業があるため小学校中学年から優先的に予約が受け付けられる。その後、小学生以下、中高生、大人の順で募集。定員オーバーの場合は抽選になることもあるとか。

参加者には整理券が配られる

■ 江崎グリコの歴史を学ぶ
参加の確認が取れた後は、映像「創意工夫 ~創業者 江崎利一物語~」を鑑賞。「グリコ」誕生のきっかけやプロセス、江崎利一の考えなどが分かりやすくまとめられている。短いながらも見応えのある作品だ。個人的に「ひとつぶ300メートル」のキャッチコピーが考えられた背景が興味深かったかな。

「創意工夫 ~創業者 江崎利一物語~」上映中
大人が観ても面白い作品だ

続けて「チョコレートができるまで」を鑑賞。グリコピア・イーストのマスコットキャラクター「ピアーナちゃん」がチョコレートが完成するまでの過程を説明してくれた。

ピアーナちゃん、声がかわいい

後ほど必要になってくるので、これらの映像は真剣に観ておこう。

■ グリコを買うと映画が観られた?
班に分かれていよいよ見学開始!「グリコタウン」では、キャラメルを買うと映画が観られる自動販売機や、1,500点に及ぶグリコのおもちゃが鑑賞できる。特に時代背景を考えながら当時ついてきたおもちゃを眺めるとめちゃくちゃ面白い!

丁寧な解説を聞きながら進む

ずらっと展示された「グリコ」のおまけ

あんなのや

こんなのも

大人たちも「俺の時代はこれだった」「私はこれが好きだった」と盛り上がっていた。かなりの数が展示されているが、これでも実際に販売されていた商品の一部というのだから驚き。

他にも「ポッキー」の歴代のパッケージが展示されていた

■ フォトスタジオゾーンで記念撮影
カレッジホール前にある巨大なゴールインマークと一緒に記念撮影も可能。せっかくなので、恥ずかしがらず同じポーズで写真を撮ろう。近くにはGLAYがライブで使用したゴールインマークのギターが展示されているのでこちらも要チェック。

カレッジホール前にある巨大ゴールインマークと記念撮影

■ ポッキーとプリッツができるまで
エレベーターに乗って、ポッキーやプリッツが作られる様子を見学できる「ポッキーストリート」と「プリッツストリート」へ移動。この工場では24時間体制でポッキーが1日に約7万箱、プリッツは約5,500箱生産されている。残念ながらポッキーにチョコレートがつけられる部分は企業秘密のため見学NG。プリッツは生地を練り、焼き、包装されるまでの流れを一通り追いかけられる。

「ポッキーストリート」の入口

「ポッキー」は主に包装されていく様子などが楽しめる

ふむふむ

みな、夢中で「ポッキー」が運ばれていく様子を眺めている

「ポッキー」にチョコをつける方法は企業秘密のためガラス窓は設けられていない

1日に使用されるチョコレートの量はなんと7トン!「ポッキー」といわれて誰もが思い浮かべるであろうあの赤箱の商品はすべてここから出荷されている。

次は「プリッツストリート」を見学

プリッツの生地

流れていく大量のプリッツ

もちろん、包装されていく様子も楽しめる

プリッツの生地を焼く前に最後までカットせず切れ込みを入れるだけの理由や、生地についたあみあみの模様がどうやってできるかなど思わず「はー、なるほどね!」と呟いてしまうような秘密が盛り沢山。ぜひ自身の目で確かめてほしい。

■ 真剣!クイズ勝負!
商品の作られ方について学んだら「スタジアムホール」でクイズの旅にチャレンジ。優勝者にはお菓子がプレゼントされるので気合をいれて挑もう。

クイズに挑戦!

クイズは3択

残念ながら筆者は優勝できなかったのだが、ここで優勝の秘訣を伝授。ポイントは

・「カレッジホール」で観る映像の内容をしっかり覚えておくこと
・解答スピードは出来るだけ早く!
・ミスは命取り!全問正解を目指せ


これら3点。なお、旅のルートは何種類かあるため参加する度内容が変わるようだ。


ここまでかかった時間が約70分。短すぎず長すぎず、江崎グリコの歴史と魅力をしっかりと学びながらも飽きさせない流れに工夫されている。テンポよくエリアを移動していくため、小さなお子さんもぐずることなく楽しめるのではないだろうか。

■ オリジナルポッキーを作ろう
ここからは希望者のみ参加のジャイアントポッキー作り。「ミニファクトリー」でジャイアントポッキーにデコレーションできる。


コツは“とにかく素早く!”と、いうのもチョコレートペンを使用してデコっていくのだが、このチョコが固まってしまうとトッピングがうまくポッキーにくっついてくれないのだ。

材料はすべて用意されている

使用する「ジャイアントポッキー」

チョコがかたまるまえに急いでデコレーション!

真剣

完成~!「えん食べポッキー」!

周囲の完成品を眺めていてもかなり性格がでるこちらのデコレーション。「細かい作業が苦手!」という方は大胆にデコッてしまうのもありかもしれない。


完成したオリジナルポッキーは専用のボックスにつめて持ち帰り可能。お土産としてグリコピア・イーストオリジナルのプリッツと大きなポッキーの風船がもらえる。これで参加費無料!最後まで贅沢な工場見学だった。

格好いいケースに入れて持ち帰れるぞ

お土産

空気を入れると結構デカい

■ お土産は売店で
なお、工場を出た後はぜひ敷地内の売店に立ち寄ってみてほしい。なかなか手に入らないレアな商品がまとめて購入できるチャンスだ。筆者のおすすめは「ジャイアントドリームポッキー」「チョコレートクリームとキャラメルクリーム」のセット、「プリッツ<日本味めぐり>」など。

店内の様子

■ 予約はすぐに
無料でガッツリ遊べる「グリコピア・イースト」工場見学。親子はもちろん、友人や恋人と参加しても楽しめそうな内容だった。


なお、見学は完全予約制。予約は毎月第一営業日の午前から公式Webサイトなどで開始される。かなり人気なため3ヶ月先まで予約が埋まることもしばしば。特に土日はすぐに埋まってしまうので予定がわかり次第即予約するのがおすすめだ。

歴史や背景を知ればいつものお菓子がもっとおいしく感じられるはず。お得に学べる「グリコピア・イースト」の工場見学にぜひ一度参加してみてほしい。

見学したことを思い出しながら食べてみよう…

■ グリコピア・イーストの概要
住所:埼玉県北本市中丸9-55
グリコピア・イースト
住所:埼玉県北本市中丸9-55
ご当地タグ  :
埼玉
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