サンクトガーレン「和梨のヴァイツェン」

サンクトガーレンから、蜜症の問題や表皮の傷のために廃棄処分される梨を活用したビール「和梨のヴァイツェン」が10月5日に発売されます。瓶容量330ml、想定価格は506円(税込)。

和梨のヴァイツェン

近年多くの梨農家が悩まされている“蜜症”は、天候不順などで果実内の糖分が偏って透明化してしまう現象。梨に発生すると特有の食感が失われるため一般販売はできませんが、食用としては問題ありません。他にも風に揺られ枝と擦れて傷や割れがあったり、色や形にバラつきがあったりと、通常品としては売り物にならない小田原の豊水・幸水・菊水の3種類の梨を買い取って活用しています。


果実内の糖分が偏って蜜症になった梨

小麦麦芽を主原料としたフルーティーなヴァイツェンというスタイルがベースのビール。梨は細切れにしたもの、ペーストに加工したもの、ジュースに加工したものが3段階に分けて加えられています。ビール特有の苦みはほとんどなく、梨の甘い香りと瑞々しい風味をギュッと閉じ込めたフルーティーな味わい。アルコール5.5%。

サンクトガーレン「和梨のヴァイツェン」

直営オンラインショップ、東武百貨店池袋店、そごう(横浜店・大宮店)、高島屋(大阪店・泉北店・高崎店)他での取り扱い。