牛乳消費にも!ひたすら混ぜる「蘇(そ)」
牛乳が大量消費できるレシピ!「蘇(そ)」を、えん食べ編集部でも実際に作ってみました。かかる時間や、美味しい食べ方もあわせてチェック。
材料 ( 4人分 ) 調理時間 360分
牛乳 2L
牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」

新型コロナウィルスによる小・中学校の休校により「牛乳」が余ってしまうとの噂から、ネット上で“牛乳を大量消費”できるレシピが話題に。中でもプチブーム(?)となっている「蘇(そ)」を、えん食べ編集部でも実際に作ってみました。

■ 蘇(そ)って?
蘇とは、古くから作られてきた乳製品の一種。作り方は諸説ありますが、“牛乳を煮詰めて固めたもの”とされています。たっぷりの牛乳を使って長時間煮詰める作業は手間がかかることから、皇族や貴族など限られた人々しか口に出来なかったとか。もともとは、薬として食されていたようです。

■ 材料
・牛乳 2L

時間を短縮するため、今回はテフロン加工されたフライパンを使用しました。

■ 作り方
1. フライパンに牛乳を注ぎ、中火で牛乳が沸騰するまで温めます

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

2. 沸騰してきたら弱火に変え、あとはゴムベラでひたすら混ぜる!混ぜる!混ぜる!

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

最初はしゃばしゃばですが、次第にフライパンのふちにもろもろとした膜のようなものがこびりついてきます。これらを削ぐようにしながら、ひたすら混ぜていきます。

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

水位が下がるとともに、色が淡い黄色に変化。ねっとり、とろみも増してきます。一時間以上混ぜたところで、焼く前のホットケーキ生地(水分多め)くらいのなめらかさになりました。

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

さらに混ぜ続けていると、ゴムベラの跡が残りはじめます。フライパンのふちにこびりつく膜を削ぎつつ、まだまだ混ぜる!

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

さらに黄色く変わり、もったり感アップ。全体がまとまり始め、ほぼ固形に。ホットケーキ生地からクッキー生地くらいに進化しました!このへんは、もう“混ぜる”というより“練る”に近いかも。

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

ひとつにまとまったら、粗熱をとり、ラップで包んで冷蔵庫で3時間ほど冷やします。お好みのサイズに切り分けたら完成!

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方
完成!

混ぜる作業だけで2時間半から3時間ほどかかったため、完成には計6時間前後必要。筆者は最初強火で沸騰させましたが、最初から最後まで極弱火で煮続けるレシピもあるよう。後者の場合、さらに時間がかかるかと。

■ 気になるお味は?
香りはチーズにかなり近く、ナイフを入れると微かに匂いが増します。まずはそのまま一口。食感は硬めのカッテージチーズのよう。ねっちりとしており、噛むと歯にぺたりとはりつきます。乳のコクが強く、ほのかな甘みがふわんっと広がる仕上がり。お砂糖を入れていないのに、牛乳だけでもこんなに甘くなるものなんですね。

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方
ほんのり甘いチーズっぽい

そのままで食べるには薄めの味付け。よく言えば優しい味、悪く言えばボヤけた印象があります。好みは分かれるかも。

プレーンの蘇を食べたえん食べ編集部スタッフも、

スタッフA : 噛めば噛むほど甘みが感じられて美味しい
スタッフB : むちっとした食感が好き
スタッフC : もう一度食べたいかと聞かれると……、うーん
スタッフD : うまいとも不味いとも言い難い、微妙なライン

と、意見が分かれました。薄味なため、現代の味付けに慣れていると物足りなく感じられるのかもしれません。

そこで、調味料をプラスして食べ比べてみることに。使用したのは「はちみつ」、「黒コショウ」、「塩」の3種。結果、一番人気だったのが!多めの塩をまぶして食べると、優しい甘みと塩気が合わさって、まるでコクのあるチーズのような味わいに変化しました。お酒のつまみに良さそう!

牛乳を大量消費できる「蘇(そ)」の作り方
オリーブオイルも合いそう

ひたすら混ぜ続けることで作れる「蘇」。時間はかかるものの作業自体は簡単なので、お子さんの自由研究などにも使えそうです。時間がある際、試してみては?