本日11月14日は「大分県民の日」。1871年に廃藩置県により大分県が誕生したことに由来しているそうです。あ、私(筆者)は大分出身ではないのでWikipediaで調べました。

そこでご紹介したいのが、知る人ぞ知る大分県の名菓「ゆでもち」!ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?小麦粉を練った生地で、あずきやさつまいもの餡を包んで茹でた平べったいお菓子です。めちゃくちゃ素朴なんですが、これがとってもおいしいんですよ。

おばあちゃんのゆでもち、おいしかったな
おばあちゃんのゆでもち、おいしかったな

私も大分県を旅した際に地元のおばあちゃんが作ったゆでもちをいただき、思わず顔がほころんでしまうほどおいしかったのですが…これ、関東ではなかなか売られているのを見ないんですよね。

食べたい…でも見つからない。ならば自分で作ってみよう!というわけでネットでレシピを探してみたところ、都合よく大分県のホームページに作り方がのっていたので、さっそくこれを参考にチャレンジしてみました。

ゆでもちづくりにチャレンジ!
ゆでもちづくりにチャレンジ!

作り方はとてもシンプル。小麦粉に塩少々と水を加えて生地をこねたら、休ませたあとにあずきやさつまいもの餡を包み、平たくつぶして茹でるだけ。今回あずきは缶詰めのものを水を切って使用、さつまいもは茹でてつぶし、砂糖を加えて仕上げました。

こんな感じに丸めておくと包みやすいよ
こんな感じに丸めておくと包みやすいよ

ちなみにあずきは水気が多かったり粒が少なかったりすると、茹であがっても中がスカスカで、切ると断面がモールス信号みたいになって悲しくなるので注意。

ツー・トン・ツー・トン
ツー・トン・ツー・トン

さて。茹でたてアツアツをほお張ってみると…生地はツルンとなめらかな口あたり、薄いながらもモッチリと歯ごたえのある生地の中から、甘くてほっくほくの餡が登場!おばあちゃんのゆでもちには到底及ばないけれど、うん、やっぱりこれおいしいぞー!!

見た目はちょっと不格好だけど、ご愛嬌
見た目はちょっと不格好だけど、ご愛嬌

この素朴な味がたまらなく好き
この素朴な味がたまらなく好き

…で、気づいたんですが。生地が甘くないので、中に入れる餡はあずきやさつまいもじゃなくても、何ならしょっぱいおかずでも合うんじゃないかとひらめきまして、ほかにもいろんなものを包んでみました!

1、秋の味覚ビッグスリー“いも・くり・かぼちゃ”を突っ込んだ「レインボー
色味は地味だけど味はレインボー!
色味は地味だけど味はレインボー!

2、オシャレ路線で「煮リンゴ&クリームチーズ」
ちょっと洋風スイーツっぽくなった!
ちょっと洋風スイーツっぽくなった!

3、おかず系「キノコのチーズ炒め」
キノコのしゃきしゃき食感が生きてる
キノコのしゃきしゃき食感が生きてる

4、秋の魚といえば「サンマの蒲焼き(缶詰)」
本日のダークホース
本日のダークホース

中でも、もっともおいしかったのは「煮リンゴ&クリームチーズ」。ねっとり濃厚なクリームチーズの酸味が引き立てる、しゃきしゃきリンゴのジューシーな甘み。リンゴに加えておいたシナモンのスパイシーな香りも効いています。これは“あったかいクリーム大福”的なポジションも狙えるんじゃないでしょうか。

そして今回のダークホース「サンマの蒲焼き」が意外とおいしかったことにもビックリ!茹であがった直後はなんていうか…化石発掘キットみたいな見た目になりましたが、食べてみると、生地のほんのりとした塩気とサンマの甘辛い味が絶妙に合うのです。おやつというより、うどんとか、すいとんみたいなイメージですかね。

なんか埋まってる…
なんか埋まってる…

今回制作したゆでもち、茹でたてももちろんおいしいのですが、ラップにくるんだまま粗熱をとって冷蔵庫で冷やし、火照りが落ち着いたころに食べてもまた美味。しっとりとした生地は小麦の味がさらに抑えられ、中の具材の味がより生きてきます。

甘い餡でもしょっぱい餡でもおいしくなることがわかったので、家にあるもので手軽に作れそう。材料費も安くて済みますし、たくさん作って冷凍しておいても便利ですよね。みなさんもいつものおやつに飽きたら、ぜひ試してみてください!(作り方をだいぶはしょったので、分量など詳しいレシピは大分県のホームページなどをご参考に)