怖いとわかっていても見てしまうのが、ホラー映画。辛いとわかっていても食べてしまうのが、唐辛子だ。チャレンジした自分を恨む結果になるかもしれないのに、むくむくと膨れ上がる好奇心を抑えることができない。ああ、人間というのはかくも愚かで愛おしい生き物だろうか...!
辛いとわかっていても食べちゃう、それが人の性
(出典:Chili Klaus 公式 Facebook)
デンマークのチリブランド
Chili Klaus により、集まった1,000人の一般客が唐辛子の“同時試食”にチャレンジするというイベントが、コペンハーゲンで開催されたそうだ。米国メディア Huffington Post が伝えている。
「みんな、激辛唐辛子を食べたいかーい!?」 「うおーっ!!」
(イメージ)
今回試食をすることになったのは、
世界でもっとも辛い唐辛子のひとつ「bhut jolokia」(別名 ghost pepper とも)。この唐辛子は、メキシコを代表する青唐辛子
“ハラペーニョ”のおよそ100倍の辛さだそうだ。
この激辛唐辛子を食べた人たちは、それまで笑顔だった表情がだんだんと歪んでいき、最終的には地面にしゃがみ込んで悶絶するもの、泣くもの、吐き出すものまで出る始末。会場に用意された牛乳を飲んで中和を試みるも、口の中が痛いのか、それすら飲み込めない人も。
気の毒ではあるが、1,000人という大規模で唐辛子に悶絶する様子はもはや壮観。各海外メディアもこぞって「最高に笑える」「これはエンターテイメントだ」などと伝えている。
人々が同時に唐辛子を食べ、そして後悔する愛おしい姿を撮影した YouTube 動画が公開されているので、気になる方はチェックしてみてほしい。ただし悶絶する様子がリアルすぎて
一部閲覧に注意が必要なので、あしからず。
※画像の出典はすべて Chili Klaus 公式 YouTube チャンネル