「料理はまず目で楽しむ」とはよく言ったもので、人が “おいしさ” を感じるのは、五感の中でも「視覚」によるものが8割以上だという説もある。真っ暗闇の中でどんな高級料理を食べても、あまりおいしくは感じられないのだ。
そんなことを改めて思い出させてくれるアートが「
Colored Art」だ。米国メディア HuffingtonPost が伝えている。
「Colored Art」は、米国の写真家
Lawrie Brown さんによって制作されたもの。とうもろこしやパスタといったなじみのある食べ物を、まったく別の色にペイントしてしまった作品シリーズだ。ポップな色使いが可愛いとも取れなくはない...かもしれないが、お世辞にもおいしそうには見えない。
同メディアは、この作品について「食べ物のヴィジュアルと私たちの味覚はダイレクトにつながっているのだ、ということを教えてくれる」と伝えている。
筆者も、今後の人生において誰かに手料理をふるまうことがあったら、味だけじゃなく見た目の美しさにもこだわって作ろうと思う。