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三田製麺所「灼熱つけめん」に挑戦―食後10分ぐらい放心するほど辛かった

灼熱つけめんに挑戦

三田製麺所の期間限定メニュー「灼熱つけめん」を試してきた。よく肉と魚のうまみが出たつけダレに激烈なトウガラシ味がついており、一口ごとに舌が痛くて思わず涙ぐむほど。食べ終わったあと10分ほど放心する辛さだった。

到着

価格は900円(税込)。ごく太の麺とチャーシューやメンマのブロックがごろごろ入った濃厚なつけダレという三田製麺所の定番のとりあわせに、真紅の油を浮かべノリの上にトウガラシ粉末をひとつまみ盛ってある。

いつものごく太麺

まがまがしいほど赤く色づいたつけダレ

トウガラシ粉に使っているのは「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」という種類で、スコーピオンという名前から連想する通り舌をつらぬくような味だ。かつてタバスコソースの約400倍となる146万スコヴィルという辛さの数値を記録したことがある。

その名も「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」

灼熱つけめんは、こうしたスパイスなどを調整することで「1辛」「2辛」「3辛」「極限」の4段階が指定できるようになっており、今回は注文時にほどほどと思われた2辛を選んだ。

ごく太の麺が茹であがるまで待つことしばし。到着したつけ器をのぞきこむと、確かに鮮やかな赤がつけダレの表面をおおっている。麺をひたし、よくからめてたぐると、はじめはいかにもトウガラシらしいにおいが鼻をくすぐり「これは香りを楽しむメニューなのかな」などと悠長な考えを抱くが、数秒遅れて舌が痛いほどの辛さが襲ってくる。

これだけの量でも口に入れると、もう舌が痛いほど辛い

あまりの衝撃に、いつもなら勢いよく次の麺をたぐる手が止まる。額から汗がふきだし、目には涙がにじむ。2辛でも相当なはげしさだ。しかも、つけダレに溶けこんだ魚と肉のうまみとこってりした舌ざわりはかき消えていないので、拷問を受けながらごちそうを食べるような気分になる。

またいくら箸を進めても辛さに慣れることはなく、むしろ辛さが蓄積してくる。麺にいちどにタレをつけすぎないようにし、テーブル備えつけのピッチャーから冷たい水を何杯もおかわりしながら、どうにか平らげたが、気づくと満たんだったピッチャーの水が半分になっている。

空になった丼を見つめながら、5分ほど頭が真白になって動けず、もう5分でようやく気をとりなおして立ち上がった。辛いものにはそこそこ自信があるつもりだったが、次回は1辛にしておこうと素直に敗北を認める気持ちになった。
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