
シュワシュワとした飲み口が心地良い、サイダー。子供の頃はよく飲んでいたけど、大人になってからは発泡酒にばかりお世話になっている、なんて方も多いのでは?
筆者もその一人。脳内検索をかけても、最後にサイダーを飲んだのがいつか思い出せないレベルでしたが、ある時スーパーでひときわ目立つご当地サイダーの陳列棚を発見!気になったので飲み比べてみました。
ラインナップは「富士山サイダー」「静岡マスクメロンサイダー」「醤油サイダー」「すいかサイダー」「宮崎マンゴー地サイダー」「琉球泡水 紅芋風味」の6種。いろいろなフレーバーが出てるんですね、びっくり。

富士山サイダー
富士山サイダーは、名水「富士山萬年水」をベースに、富士山をイメージして作られたサイダー。天然水の素材を活かすため、甘みは抑えられているのだとか。購入価格は167円(税込、以下同じ)。富士山を溶かしこんだみたいな淡いブルー。ラベルにはラメ入りで角度によってキラキラ光るのも素敵です。

シュワシュワとした泡の後に残る、天然水のやわらかな口あたり。甘さ控えめのすっきりとした味わいで、水のおいしさが存分に楽しめます。

静岡マスクメロンサイダー
静岡マスクメロンサイダーは、静岡県温室農業協同組合静南支所のアローマメロン果汁が使用されたサイダー。しずおか食セレクションにも認定された、味と品質ともに“一級品のメロン”が使用されているそうです。購入価格は167円。口を満たすのは上品な甘み。人工的な味ではなく、メロン果汁そのもののおいしさが感じられます。高級なメロンの豊かな香りと味を手軽に堪能できてシアワセ。

醤油サイダー
醤油サイダーは、その名の通りお醤油味のサイダー。小豆島産醤油が使用されています。購入価格は192円。いや醤油をサイダーにしちゃダメよ…と思いながらも、ついつい手に取ってしまった商品。醤油瓶に入れておいても違和感ゼロの“醤油カラー”です。

ふわっと広がる醤油の風味。醤油の香ばしさと砂糖の甘さがマッチしており、みたらし団子のタレみたい。カドのないまろやかな味わいです。
ちなみにラベルには、醤油サイダーをまねて醤油(本物)をサイダーのように飲むのは絶対におやめ下さいとの注意書き。醤油が飲みたくなったらこのサイダーを思い出してくださいね。

すいかサイダー
すいかサイダーは、熊本県産のすいかが使用されたサイダー。ラベルのデザインはもちろん、赤いサイダーに合わせてふたが緑色になっているのもすいかっぽくて好き。購入価格は181円。
すいかのみずみずしさが詰まった爽やかなおいしさ。ジューシーな甘みが炭酸の泡と一緒に口の中で弾けます。子どもの頃の夏休みを思い出す、どこか懐かしい味わい。塩をひとつまみ加えると味がキリッと引き締まって最高です。

宮崎マンゴー地サイダー
宮崎マンゴー地サイダーは、宮崎県産のマンゴー果汁が使用されたサイダー。購入価格は199円。芳醇な香りと甘みのマンゴーに爽やかな炭酸がマッチ。トロピカルな風味が口いっぱいに広がります。都会のオフィスにいながら、口の中だけは南国へトリップしました…。

琉球泡水 紅芋風味
琉球泡水 紅芋風味は、久米島の久米仙「球美のもろみ酢」が使用された沖縄のご当地サイダー。購入価格は183円。ふたを開けた瞬間から漂う芋の香り。味も紅芋が全力で主張してきます。芋風味が濃厚なのにあと口がさっぱりしているのは、おそらくもろみ酢のおかげ。まろやかな酸味なので、お酢特有のツンとした酸味が苦手という人にもおすすめです。

同じサイダーでも地域によって見た目も味も様々な、ご当地サイダー。夏休みに旅行の予定がある方は、ぜひ旅先でもチェックしてみて!