
カフェの名前は「Koro Koro - Rice Ball Cafe」。ジャージーシティで初となる“ジャパニーズ・スタイル”のおにぎり専門店だそうだ。ちなみに「Koro Koro」という名前は、昔ばなし「おむすびころりん」から取ったのだそう。現在は Kickstarter で出資金を募集中だ。
メニューには、白米や玄米を使い、さまざまな具材を詰めたおにぎりが多数用意されている。おにぎりは注文を受けてから握られ、温かいままお客に提供されるという。

メニューの一部は以下のとおり。カッコ内は、使われている具材の一例だ。
MISO BEEF(牛肉、みそ、ネギ、ショウガなど)
CUBAN(豚肉、黒豆、プランタン)
SPICY SALMON(サーモン、キムチ、ガーリックチリ、マヨネーズ)
INDIAN(ヒヨコ豆、ニンジン、さつまいも、カレー、インドのスパイスなど)
YAMA CHICKEN(鶏肉、山菜、ココナッツ、グリーンカレーなど)
MORROCAN(トウチシャ、赤唐辛子、レーズン、松の実など)
UMEBOSHI(梅干し)
COCHINITA PIBIL(豚肉、ハバネロ、コリアンダー、にんにく、ライムなど)
MEDITERRANEAN(チョウセンアザミの花の芯、ドライトマト、ブラックオリーブなど)

メニューをご覧になってお気づきの方もいるだろうが、中の具材が全然「和」じゃない。梅干しだけが唯一“日本のおにぎり”ではあるものの、他はどれも日本人にはなじみのない具材ばかりだ。味の想像すらつかないものもある。
だがそれでも、日本人にとって欠かせない“伝統食”が世界で認められるというのは嬉しいこと。おにぎりは、米国の新たな“ヘルシー ファストフード”として浸透するだろうか?今後の展開が気になるところだ。
※画像の出典はすべて Koro Koro - Rice Ball Cafe