ハムスターといえば、食べ物を“ほおぶくろ”に詰め込む習性があることはよく知られている。野菜やナッツをこれでもかとほおばり、顔がぱんぱんになった愛らしいハムちゃんの姿を、誰でも1度は目にしたことがあるだろう。
だが、この“ほおぶくろ”、いったいどれほど大きいのだろうか?
英国メディア BBC は、食事中のハムスターを X(エックス)線カメラで撮影した、
およそ2分間の動画を YouTube 上で公開した。
この動画を見てみると、せっせと食べ物を口に詰め込むハムスターのほおぶくろは、なんとほっぺたを通り越して
「おしり」のあたりにまで伸び広がっているのだ!
ボディの半分くらいナッツで構成されてる!
(緑線は編集部)
なお同メディアによると、ハムスターは
唾液を分泌させないことによって、ほおぶくろの中の食べ物をフレッシュで乾いた状態に保っているそう。なるほど、それならいつでもどこでも「袋」から取り出して、美味しいごはんを食べることができるわけだ。
先々のことを考えた計画的な“貯蓄”に、驚くほどの“収納”上手。さらにハムスターはキレイ好きとも聞いたことがある。生きるための本能として備わった「習性」とはいえ、筆者も見習うべきところが多いな…と考えさせられたのであった。
ハムスターの食事風景を X 線カメラで撮影 - BBC
※動画、画像の出典は BBC