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アルコール度数65%のビール ― ウォッカよりも強い「Armageddon(アルマゲドン)」

ビール、どんなときに飲みます?野球の応援をしながら?単に暑いから?風呂上がり?それとも「とりあえず」? いろんな理由があるでしょうけど、いずれにせよ「今日はとことん酔っぱらってやるぞぉ!」ってときに飲むものではありませんよね?

だけど、英国スコットランドの Brewmeister 醸造所 は、とことん酔っぱらってべろんべろんになれるビール「Armageddon(アルマゲドン:最終戦争)」を発表しました。

アルコール度数65度のビール「Armageddon(アルマゲドン)」


Armageddon のアルコール度数は65度。ウォッカやウィスキー、テキーラといった蒸留酒並みの度数となっています。この高い度数を実現したのは、0度以下で発酵させる「冷凍発酵」という技術。0度以下で発酵させた場合、水分は凍結します。この凍結した水分を取り除き、凍結しないアルコール分を残すことで高いアルコール度数を持つビールを醸造できたのだそうです。

Brewmeister 醸造所の Lewis Shand さんは、Armageddon はビールではあるけれど、ウィスキーのようにちびちび飲ることを勧めると語っています。

「アルコール度数は65%だが、このビールには麦芽やホップ、イーストの豊かな香りや、甘みが生きている。だが、その香りを直接嗅ぐことは避けた方がよい。アルコール度数が高すぎ、咳き込むことになるかもしれない」

Armageddon は11月に発売予定。価格は40ポンド(約5,125円)となっています。日本への送料が10ポンドかかるため、購入には合計50ポンド(約6,400円)必要。かなり高めですが、 Shand さんによれば「遊び半分で購入し、アルコール中毒になる人を出さない」ための、あえての価格設定なのだそうです。

Brewmeister 醸造所
中央が Shand さん
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