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みかん・柑橘類の薄皮を簡単にむく方法/裏ワザ!ゼリーなどお菓子づくりにも役立つテクニック

【裏技】みかんなど柑橘類の薄皮を簡単にむく方法

みかんなどの柑橘類の小房を覆う薄皮。ひとつひとつ手でむくのは大変ですが、まとめて簡単に処理する裏技があります。

原材料 みかんなどの柑橘類、重曹(食用)
使用するもの フライパン、穴あきお玉、ボウル
作業時間 10分
1. 柑橘の皮をむき、小房に分ける
2. フライパンに水400mlと重曹小さじ1/2を入れ、沸騰させる
3. 鍋の中に小房が重ならないよう入れる
4. 1分~1分30秒程度煮る
5. 薄皮が溶けてきたら、穴あきお玉などで鍋から小房を引き上げる
6. ボウルなどにとり、冷水に浸す
7. 流水で重曹を洗い流す
8. 溶け残った薄皮を手むきする


みかんなどの、皮の中で房分かれしている柑橘類。ナイフでカットせずとも一口大になっていて食べる時便利ですよね。

気になるのは薄皮。みかんはまだしも、いよかんやはっさくなど果実が大きいものは薄皮もしっかりしており、そのまま食べると果肉のとろけるみずみずしさを存分に楽しめません。かといって1個1個手で剥くのは大変。

そんな柑橘類の薄皮を、まとめて簡単にむく方法をご紹介。そのまま食べる時はもちろん、お菓子作りなど一度にたくさん処理したい時にお役立てください。

柑橘の薄皮をまとめてむく方法 レシピ

用意するもの

薄皮をむきたい柑橘類、重曹(食品用)、鍋、穴あきお玉、ボウル

食用OKの重曹を使います

手順

柑橘類は皮をむき、小房に分ける。

画像はみかん2個分

鍋に水400mlと重曹小さじ1/2を入れ、火にかける。

フライパンなど底面積の広いものが◎


沸騰したら小房を重ならないように入れる。


軽くゆすりながら1分~1分30秒程度煮る。


薄皮が溶けてきたら、穴あきお玉などを使って引き上げ、冷水で冷やす。



流水で重曹を洗い流しつつ、薄皮が残っていれば手で取り除く。残っていたとしてもかなり薄く剥がしやすくなっており、果肉が折れることも少ないかと。



完成!


いよかんでも同様に、

むけました

重曹で薄皮がむけるワケ

柑橘を重曹で煮ると薄皮がなくなるのは、重曹に含まれる炭酸水素ナトリウムが薄皮に含まれるペクチンを溶かすため。ただしペクチンは実にも含まれるため、長時間煮ると実も溶け出してきます。薄皮だけが溶けたタイミングを見計らって引き上げるのがポイント。


なお鍋の水位は小房が浸るくらいが適量。水面から出た部分があると、そこだけ薄皮が溶け残ってしまいます。鍋の直径や小房の厚みに合わせて調節してみてくださいね。
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