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【恐怖】「エイリアンラーメン」作ってみた--有明海のアイツが“いい味”だしてる!?


都内のとあるアンテナショップで「エイリアンラーメン」を発見。そのインスタントラーメンらしからぬ見た目と名前に惹かれ、購入してみた。価格は1袋270円(税込)。

これは、有明海産「ワラスボ」が使用されたインスタントラーメン。ワラスボとは、鋭い歯と退化した目が特徴的な「有明海のエイリアン」とも呼ばれる魚。その恐ろしい見た目とは裏腹に、地元では“最高の旨み”を持つ魚として食べられているそう。

エイリアンラーメン

SFチックなデザインのパッケージには恐ろしい風貌のワラスボが描かれている。「ラーメン」もまさか自分の隣に「エイリアン」なんて単語が並べられるとは思わなかったろうなぁ…。

エイリアンっぽい?

■作り方
作り方は一般的なインスタントラーメンと同じ。沸騰した500mlのお湯の中に麺を入れ、約3分煮る。


麺がほぐれたら火を止め、スープを加えてだまにならないようよくかき混ぜる。

既に色合いが怪しい

器に移し、お好みの具材をトッピングしたら完成!

うぉお…

最初は具なしで挑戦する予定だったが、完成品が思ったよりエイリアン感満載だったため冷蔵庫にあったネギ、卵、かまぼこ、海苔をそえてみた。トッピング大事。


■実食
普段あまりお目にかかることのない緑色(クチナシ色素)のスープ。お世辞にも食欲をそそるとは言えない色だ。

この色

まずはスープを一口。ふわりと広がるのは…なんだろう、磯の香りとも違うほろ苦さ。これまで食べたことのない独特の風味。最初にじわっと来て、飲み込んだ後も暫く口内にほんのり苦みのようなものが残る。


商品説明には「ワラスボが使用された特製塩スープ」とある。確かになんとなく塩ラーメンっぽい味はするのだが、コク深さは感じられなかった。全体的にさっぱりとした仕上がりではあるものの、人によってかなり好き嫌いの分かれる味だと言える。口の中に残る独特な魚っぽさが苦手な方にはおすすめできない。

博多ラーメンのために開発された小麦「ラー麦」が使用されている麺は柔らかめで、スープに浸しているうちに色がうつって薄緑に。エイリアン感が最後まで楽しめる。

麺も緑

独特なネーミングと見た目が印象的な「エイリアンラーメン」。気になる味を一言でまとめると“平気な人もいるだろうが、駄目な人は完全に駄目”だった。

とはいえインパクト抜群。ネタとして、お土産やちょっとしたプレゼントには良いかもしれない。手軽に「有明海のエイリアン」の味を試したい方は手に取ってみてはいかが?
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