
東京・恵比寿駅から歩くこと約5分。通りに面した一画に、黄色い看板が目印の「えびすぱん」があります。

天然酵母と国産小麦を使用したパンに様々な具材を挟んだコッペパンの専門店。おかず系からスイーツ系まで豊富にラインナップされています。その中から気になった3品をご紹介。
看板メニューは「えびすコッペ(たまご)」。1日1,200個しかとれない希少な卵を使用して丁寧に作られています。価格は200円(税込、以下同じ)。

生地はきめ細かくしっとり。コッペパンにありがちなパサつきがなく、噛むたびにふわっと広がる小麦の香り。ほのかな甘みもついており、具材の風味を品よく引き立てます。
マヨネーズが主役になっている卵サンドも多いですが、これは卵の食感や風味がしっかりいかされているのが好印象。プリプリとした白身とハラハラほどける黄身が合わさり口内で踊ります。卵のまろやかなコクの中にほのかに効いているのが香辛料。シンプルだけどハマるおいしさです。

「トンカツ」は、じっくりマリネし低温調理した肉とキャベツ、自家製ソースを合わせたもの。価格は380円。

肉はしっとり柔らかく、シャキッとしたキャベツと好相性。衣に香ばしく甘辛いソースが染み込んでおり、噛むほどに旨みがあふれます。パンの端から端まで肉が入っているのもうれしい!食べごたえのある一品です。

「あん&マスカルポーネ」は、北海道産の小豆と三温糖を炊き上げたあんことマスカルポーネチーズを合わせたもの。価格は270円。
ぽってりとろける口どけのクリームが最高においしい!マスカルポーネのコクとあんこの甘みが絶妙にマッチしています。ほどよく粒感の残った小豆がアクセント。

コッペパンのおいしさはもちろん、高級なレストランも多い恵比寿でリーズナブルに買えるのもうれしいところ。こだわりのコッペパンを求めてふらりと立ち寄ってみて。
住所:東京都渋谷区恵比寿1-23-16