
前回はクリームチーズ味だったけれど、今回は「プリン味」。ということは、焼いたら “焼プリン” の味がするのかしら?さっそく編集部でも試してみることにしました!

まずはトースターを用意し、天板にアルミホイルを広げます。続いてキットカットを並べていくのですが、バランスよく熱を当てるため、数は4個くらいがいいでしょう。
ちなみに、キットカットを事前に冷やしておくと、より美しく焼けるそうですよ!



さ!1,000ワットのトースターで温めていきますよ!熱を当て始めて1分くらいすると、側面のチョコレートがジワジワ溶け、1分半を過ぎると表面がフツフツと色づいてきます。
「kitkat」の文字が消え、天面がきつね色になり始めたら、畳みかけるように一気に焦げていくので注意して見ていましょう。少し早目に止めても、余熱でまだ少しこんがりしてきますよ!


取り出した直後はまだアツアツなので、少し冷ましてから食べてみます。まるで今ここで自家製プリンを焼いたかのような、幸せな匂いがしていますよ...!


お、お、おいしいーーーーっ!!!外側は焦げてカリッと香ばしく、本当にカラメルソースを食べているみたい!中はプリン風味のチョコレートがとろ~り溶けて、まるでクレームブリュレのような味わいです。
焼かなくてももちろんおいしいのですが、表面をこんがりさせることによって、より “焼プリン” らしくなるのです。うん、正解!焼くの正解だよ、ネスレさん!!
...ん?キットカットを焼くとこんなにおいしくなるということは、ほかのフレーバーも焼いたらまた違ったおいしさが楽しめるのでは?
というわけで、全国津々浦々の「ご当地キットカット」を集めてみちゃいました!どどーーーん!!!

ここからは、一堂に会した「ご当地キットカット」を焼いたり焼かなかったりしてひたすら試食し、その中からえん食べ編集部が選んだベスト5をご紹介しますよ!

■5位 あずきサンド味(東海・北陸)
あずきのしっとりとした味わいが楽しめる、上品なフレーバー。チョコというより、あずきのお菓子を食べているみたいです!焼いてみると香ばしさが増し、甘さがちょっぴり抑えられた大人の味になりました。

■4位 あまおういちご(九州)
フレッシュで濃厚な「あまおういちご」の甘さが存分に楽しめます。焼くと、いちごクッキーのような食感と味わいに変化。焼く派と焼かない派、はっきりと分かれる結果となりました。

■3位 ずんだ風味(東北)
ほっくりとした優しい味わいは、まさに和菓子「ずんだ餅」そのもの。甘すぎなくておいしい!焼いてみると、スイーツというより香ばしい “おかず風” の味になりました。このおかず風味が編集部スタッフの支持を得て、第3位。

■2位 ラムレーズン(東京)
東京生まれ・東京育ちのスタイリッシュなパッケージに身を包んだラムレーズン。ラムレーズンのスイーツって、ハズレ無しですよね。こちらも例にもれず、ラムの風味がみずみずしくて、大変美味でございます!そのままだとフルーティー、焼くと高級洋菓子のような味わいが楽しめました。

■1位 ほうじ茶(京都)
満場一致の堂々1位!後味もさっぱりとしたほうじ茶フレーバーはそのままでも十分香ばしくておいしいのですが、焼くことによってお茶の香りが倍増!ふかふかのウエハースと絶妙なハーモニーを奏でてくれました。和菓子を食べながらほうじ茶を飲んでいるような気分も味わえちゃいます。

チョコのお菓子をトースターで焼くというのは初体験でしたが、ほんのひと手間かけるだけで、こんなにも味が変わるというのには驚き。友達が遊びに来たときなんかに出してあげたら喜ばれるかも!?
なお、今回は断腸の思いで上位5フレーバーを決めましたが、ほかにもおいしいご当地フレーバーはたくさんありますので、みなさんも旅先で見つけたらぜひいろいろと買い集めて、焼いたり焼かなかったりして食べてみてくださいね!
