ネスレ日本「キットカット ミニ 東京島レモン」

ネスレ日本から東京・小笠原の名産品である島レモンが用いられた「キットカット ミニ 東京島レモン」が登場します。10月3日から東京エリアで取り扱われます。10枚入りで想定価格は864円(税込)。

キットカット ミニ 東京島レモン

日本各地の名産品が用いられた「ご当地 キットカット」のひとつ。ネスレ日本によると、素材となっている島レモンは昭和15年(1940年)、テニアン島に住んでいた菊池雄二氏が八丈島へ帰る際、「ヤップレモン」と称するレモンの苗を持ち帰ったものから増え広がり、昭和48年(1973)年、八丈島から苗が父島に持ち込まれ、小笠原でも栽培されるようになりました。


八丈島では樹上で完熟させたものを「八丈フルーツレモン」として、小笠原では緑色の果実が「島レモン」として出荷されています。島レモンは、まろやかな酸味とさわやかな香りが特徴のレモンで、果実は通常のレモンの約 1.5 倍の大きさがあり、形は丸みを帯びています。皮が青いうちから食べられます。

小笠原の島レモンの収穫の主なシーズンは9~10月。甘みがあるため、生のまま食べることもでき、またゼリーやジャムへの加工や、菓子の材料に適するほか、焼酎の水割りに島レモンを絞ったものが小笠原では「水レモン」と呼ばれ愛飲されているとのこと。

今回は島レモンの果汁パウダーがクリームへ練り込まれ、サクサクの香ばしいウエハースにはさまれました。すっきりとした甘さとさわやかな味わいを楽しめるとされています。見た目も島レモンの青い皮をイメージした色合いに仕上げられました。