バーミヤンで「翡翠(ひすい)麺」を使った「七彩の冷やし中華」を食べてきた。ホウレンソウを練り込んだきれいな緑が目を引く一皿。通常の中華麺と比べ糖質を35%カットしているのだそう。
販売価格は849円(税別、以下同じ)。通常の中華麺に比べ100円高め。醤油ダレとゴマダレを選べるが、今回は前者にする。
運ばれてきた大皿には、おなじみのハムや錦糸卵(きんしたまご)などに加え、レタスやトマト、紫キャベツ、ニンジン、ダイコンなど生野菜がどっさり載っていた。
コンビニエンスストアなどで買える「ラーメンサラダ」をちょっと連想する。でも味つけはやっぱり醤油に酢と砂糖を利かせたいかにも冷やし中華らしい定番の味。
さて肝心の翡翠麺はたっぷりの具材に隠れているようだが、どんな色だろうか、と箸でたぐって出てきたのはなるほどきれいな緑だ。口に入れてみると、特にホウレンソウの風味はしない。
野菜が練り込んである割には、普通の中華麺と食感の違いなどもあまりなく、つるつるとなめらかでしっかりコシがある。あくまで目で見て楽しむ、糖質の少ない麺ということだろうか。
まだ夏も序盤で早くも暑さが増すなか、すでにあちこちで冷し中華の販売が始まっていて、どこでも食べる機会がありそうだが、ちょっと目先の変わったものが欲しくなったら、バーミヤンで試してみると面白い。