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熱きラテンのパイ「エンパナーダ」食べたい!―南米グルメがそろう「キョウダイマーケット」へ行ってみた

熱々にして食べたいエンパナーダ!

暑い夏だからこそ、熱々がおいしい料理が食べたい。例えばラテンのパイ「エンパナーダ」。舌が焼けるほどに熱したやつを1つをほおばりたいと、東京・五反田のペルー・ブラジル食糧店「キョウダイマーケット」に出かけた。

お店の場所は五反田駅前にあるごく普通のオフィスビル「いちご五反田ビル」。でも2階はなんとブラジル総領事館、6階はペルー総領事館になっている。そしてペルー総領事館のおむかいがキョウダイマーケット。ひょっとして職員の人も買い物に使っているのだろうか。

お向かいはペルー総領事館

オフィスビルの中にお店が!

オフィスビルの中に突然ラテンアメリカの世界が!

普通のオフィスビルの中を歩いていくと、突如広がるラテンアメリカの世界。ところ狭しと立ち並ぶペルー、ブラジルのお菓子、冷凍食品、レトルト食品に、調味料に食材。買って帰ればそのままラテンアメリカ料理のレストランが開けそうな品ぞろえだ。

むこうのお菓子が売ってる

どんな味がするんだろ

お店のカウンターそばには目当てのパイ「エンパナーダ」が陳列してある。種類は色々あるけど今日は牛ひき肉にする。価格は320円(税込、以下同じ)、ついでなのでカウンターに並んでいたお菓子も買ってしまう。ものは試し。

あったあった!エンパナーダ!

種類も色々(2018年7月中旬時点)

ちなみにすべての商品に分かりやすい日本語の説明がついていて、店員の方も日本語で応対してくれた。異国情緒というには物足りないかもしれないが、スムーズに買い物はできる。

いざエンパナーダ!

キョウダイマーケットのエンパナーダはかなり大きい

エンパナーダは南欧から中南米まであちこちで食べるといい、サイズも味つけもさまざま。キョウダイマーケットのものはかなり大きい。がっつりハンバーガー1個半ぐらいのボリュームがありそう。

ようすを見ながら電子レンジまたはオーブンで熱々になるまで温める。半分に切って湯気が出ていたのでよし。ひとくちほおばると、しっかり塩味が利いていて、肉の味がする。パイ生地もドッシリと重みがある。

熱々にして食べよう

庶民の食べものなので全体に気取らない。ケチャップやマスタードをかけてしまってもいい。濃い味つけなので、ジャンクに甘い炭酸飲料か、口がまがるほど苦くて熱いコーヒーと合わせたい。夏に食べるとすごく汗をかくが、それが良い。

デザートにゴイアバーダ!

トロピカルフルーツ「グァバ」のヨウカン、みたいな感じ

ついでに買ったお菓子も試すことにする。「ゴイアバーダ」というブラジルの食べ物らしい。価格は1個185円。成分をみるとトロピカルフルーツの「グァバ」と砂糖、だけ。

またずいぶんシンプルだなと封を切ってみると、出てきたのはなんだかヨウカンのような、えんじ色の四角いバー。切ってかじると、なるほど濃厚なグァバの味がする。甘味は強いが、ヨウカンのような品のよい甘味だ。

フルーツジュースを濃縮したような果実感のあるヨウカン、とでもいうべきか。これは薄く切ってクリームチーズなどと一緒に楽しむのもよさそう。飲み物と合わせるならミルクたっぷりのアイスカフェラテだろうか。

ところでエンパナーダ、ゴイアバーダと今回は買ってすぐ食べられるものを選んだが、キョウダイマーケットはペルー産の特大トウガラシをはじめ各種香辛料などもあり、自分でラテンな料理を作ってみたいという人にも役立ちそうだった。五反田まで来たらのぞいてみては。

実はペルーの特大トウガラシも…買っちゃった…
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