
「よなよなエール」をはじめとした、ヤッホーブルーイングの個性豊かなビール。「水曜日のネコ」「僕ビール、君ビール。」「よなよなエール」「東京ブラック」「インドの青鬼」の5種を飲み比べてみました。
中目黒のサエコ(以下サエコ):まずは名前の通りネコが描かれた「水曜日のネコ」から飲んでみよう

紺崎:ベルギー生まれの“ベルジャン・ホワイトエール”というスタイル。大麦と小麦のモルトを用いて仕込まれています
サエコ:グラスに注いだ瞬間に立ちのぼる香りが爽やか!

紺崎:コリアンダーシードとオレンジピールで風味付けされているそう。フルーティーでとっても軽やかですね
サエコ:炭酸の泡がきめ細かくて、飲み口もすっきり。名前の通り、週の真ん中(水曜日)に家でリラックスしたい時に良いな

紺崎:ビールはあまり得意じゃないけど、これは苦みがなくて飲みやすいです
サエコ:ネコの次はカエルのパッケージにいこう。「僕ビール、君ビール。」は、“セゾン”というビアスタイル。かつてベルギーやフランスの一部で、夏の農作業の間に飲まれていたビールをアレンジしたんだって

紺崎:缶に「ハッとする味と香り」って書いてあるんですけど、飲んだ瞬間本当にハッとします!
サエコ:確かにフレッシュな香りがパッと弾ける感覚
紺崎:苦みもあってキレのある味わい

サエコ:モノクロの毎日を鮮やかに彩るビールって感じ
紺崎:急にJ-POPの歌詞みたいになってますよ
サエコ:恥ずかしくなってきたわ。次を飲もう
紺崎:琥珀色が美しい「よなよなエール」は、“アメリカンペールエール”というビアスタイル。アロマホップ“カスケード”の香りを引き出すために、レシピの改良を重ねてきたとか

サエコ:爽やかさの中にコクがある、複雑な味わい
紺崎:鼻から豊かな香りが抜けていきます

サエコ:飲み込んでもなお残る余韻が幸せ~。ビールを飲みながら自分とゆっくり向き合う時間もたまには必要だなぁ
紺崎:そう言いながら毎日飲んでません?でも、まさに“夜な夜な”飲みたくなるビールですね

サエコ:続いて「東京ブラック」。“ロブスト・ポーター”というスタイルで、ロースト麦芽による色と香りが特徴だそう

紺崎:真っ黒!スモーキーな風味がガツンときます

サエコ:重厚な味わいだけど思ったより苦くない。むしろ独特の甘みを感じない?
紺崎:あと口におだやかな甘みがありますよね。ちょっと黒糖に似てるかも
サエコ:香ばしくて濃い日本の黒ビール。お相撲さんが描かれたパッケージも印象的だし、外国の方へのプレゼントにも良さそう

紺崎:最後はインディア・ペールエール(IPA)スタイルの「インドの青鬼」。一般的なビールの4倍のホップを使っているそうです

サエコ:苦みが強烈!5種の中でもダントツでクセが強いわ
紺崎:飲み込んでもなお舌が苦い。鬼と言いつつちょっとかわいいパッケージに騙されました

サエコ:この媚びない苦みが潔くてむしろ好き。最初びっくりするけどじわじわハマっちゃう
紺崎:成人してますが私にはまだ大人の味です…でもインパクトは抜群ですね

まとめ
サエコ:それぞれ個性があって味わい深かったな。飲んだ順に従って、風味もクセもどんどん強くなっていった印象
紺崎:個人的にはすっきりとした「水曜日のネコ」が好きでした。ビール初心者にもおすすめです
サエコ:私はやっぱり「よなよなエール」かな。どれも香り豊かで好きだけど!
紺崎:缶のままではなくぜひグラスに注いで楽しんでほしいですね
