そんな私たちの誇りであるカラオケには筆者も月1ペースで通っているのだが、どうしても好きな店と、そうでない店が出てくるのは避けられない。これはもちろん個人的な好みや、自分がどこに重きを置くのか(安さ、サービス、雰囲気、メニューの種類…etc)によるところが大きい。

学生の頃は安くてドリンクバーさえあればいい、と思っていたカラオケだが、大人になったいま、譲れないのは……
・たとえば、ライトがぎらつくのではなく、明るくやさしい灯りがふりそそぐ、あたたかみのあるお部屋

・自分の曲が回ってくるまでの(ときに退屈な)時間もエンジョイできる、種類豊富な料理やお酒




・そして何より、オールしても明け方に朝陽を浴びながら背徳感に駆られることのない、清潔感のある雰囲気


そんな私のわがままを叶えてくれるカラオケが、神奈川・相模原の橋本駅近くにオープンした「花(Hana)」。居酒屋チェーンの庄や、ランプキャップ、ミヤビカフェなどを展開する大庄の新業態だ。
「大人の女性のためのカラオケ」というコンセプトに惹かれてお店へ行ってみると、カラオケなのに、まるで憧れのモデルルームのような雰囲気。ソファやテーブル、照明などのインテリアも統一感があって、もはやカラオケというよりオシャレな友達の部屋に来ているよう。

思わずリラックスして、ついつい歌うことを忘れて自然とおしゃべりに“花”が咲いてしまう。また、種類豊富に取り揃えられたワインやフードメニューも、トークに“華”を添えてくれる。だが、ここはもちろんカラオケ。歌いたい気分になったら、準備万端待ち構えていたJOYSOUNDが火を噴く。

ちなみに、2階にはドリンクバー(自分でしぼれるソフトクリーム付き)もあり。「カラオケ行こう」というモチベーションより、むしろ友達とカフェでお茶したり、家族でレストランへ行ったりする感覚で利用できそうだ。

ルーム料金(会員料金)は、昼(オープン~18時)は30分150円(学割100円)から、夜(18時~クローズ)は30分300円からで、いずれも税別。ドリンクバーはプラス500円で飲み放題となる。