甘酒味噌漬け

材料 ( 2人前 ) | |
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甘酒 | 100g |
味噌 | 160g |
塩麹 | 大さじ2 |
木綿豆腐 | 1/2丁 |
パプリカ | 1個 |
きゅうり | 1/2本 |
にんじん | 1/2本 |

米と麹の自然な甘さがおいしい甘酒。お正月やひな祭りなど、寒い時期に飲むイメージがありますが、江戸時代では“夏の栄養ドリンク”として重宝されていたのだとか。
そんな夏のドリンク甘酒は、そのまま飲むだけでなく、豆乳で割ったり、ヨーグルトと合わせたりと様々なアレンジができるのも魅力。ふくよかな甘みがあるので、砂糖の代わりの調味料としても使えます。そこで今回は、甘酒を使った豆腐と野菜の味噌漬けを作ってみました。
作り方は、えん食べのYouTubeチャンネルでも紹介しています。
■ 材料
甘酒 100g味噌 160g
塩麹 大さじ2
木綿豆腐 1/2丁
パプリカ 1個
きゅうり 1/2本
にんじん 1/2本

■ 作り方
1. キッチンペーパーで包んだ豆腐の上に重めの皿を置き、2時間ほど水切りする
2. 豆腐を8等分する
3. 野菜をスティック状に切る

4. 甘酒、味噌、塩麹を半量ずつ2つの保存袋に入れ、よく混ぜる
5. そこに、野菜と豆腐をそれぞれ入れる

6. 冷蔵庫で1日寝かせる
7. 味が染みたら完成

■ チーズのような豆腐
ねっとりとした舌触りで、まるでチーズのよう。しょっぱいだけでなく、甘酒のまろやかなコクと甘みも感じられます。ごはんが進むのはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり。濃い目の味が好きな場合は、もう少し長く寝かせるとより味が染み込みます。
■ 旨みがつまった野菜
味はしっかりついていますが、みずみずしさはそのまま。一晩寝かせただけとは思えないほど、野菜の旨みが引き出されています。
個人的に1番のヒットはパプリカ。パプリカ特有の爽やかな甘みと、味噌や甘酒の旨みが調和したクセになる味わい。洋食に使われることが多いパプリカですが、和の調味料とも好相性のようです。

■ 夏を元気に
火を使用せず、暑い夏でも楽に作れる甘酒味噌漬け。甘酒、味噌、塩麹の“発酵食品トリオ”が、おばあちゃんから受け継いだ漬け床で作ったような、深みのある味わいに仕上げてくれます。猛暑が予測されている今年の夏。甘酒を上手に取り入れて、元気に乗り切りたいですね。