そしてついに、野暮用で築地に足を運ぶ機会がやってきたのです!このチャンスをみすみす逃すわけにはいくまい!ということで「関門うにまん」を販売する「まる一 浜田商店」へ行ってきましたよ!

「まる一 浜田商店」は、朝から活気あふれる築地市場の一角にありました。お店の周りもたくさんの人たちでにぎわっています。

はたはたと築地の風になびく “のぼり” の隣に、あった!「関門うにまん」!その真っ黒なビジュアルはショーケースの中に入っていてもやはり目立っていて、通り過ぎる人たちも気になる様子で熱い視線を送っていました。

蒸かしたてホカホカの「関門うにまん」(300円)と「同 極(きわみ)」(840円)をひとつずつ購入。中華まん2つで合計1,140円って、初めてのハイプライスだわコレ!さすがは高級食材ウニ。いったいどんなお味なのかしら...?

まずは「関門うにまん」からいただきます。真っ黒い皮の部分は竹炭入り。ふかふかで柔らかく、炭特有の香りもほんのり感じられます。半分に割ってみると、中から黄金色に輝く “ウニ色” のあんが...!

魚肉や山芋が練り込まれているという「あん」は、ふわふわのはんぺん風。口に含んだ瞬間、ぱぁっとウニの風味が広がります。
ときどき感じるコリコリっとした歯ごたえは、おそらく鶏軟骨でしょう。ウニの味はしっかり感じられますが、後味は意外とさっぱり。生臭さはまったくありません!

続いて、「極」を食べてみます。こちらは蒸しウニとウニペーストで作られたというクリームソースに「生ウニ」をトッピングした2層の「あん」が入っているとのことで、さらに期待が、た、た、高マルーーー!!!


ひとくち食べると、ふわりと鼻から抜ける潮の香り。そして、まったりとクリーミーな舌触り。これは紛れもないウニ!ウニです!!お口の中に「私、いまウニ食べてます」という余韻をしっかりと残していきます。
ちなみに「極」は、ちぎって「あん」を付けながら食べるのがオススメとのこと。実践してみたら、まるでウニの軍艦巻きを食べているような気分になりましたよ!画的に!

ひとり市場内でうにまんを食べていると、ほかのお客さんから「あらっ、それは何?」と声をかけられ、ちょっぴり仲良くなったりしました。
人の輪をもつなぐ、うにまん。築地の新しい “名物” になるかも!?
住所:東京都中央区築地4-13-3