紅茶カレンダーは、紅茶の茶葉で作られた日めくりのカレンダー。一日の終わりにその日の日付の茶葉シートをはがして紅茶にして飲み、ゆったりとした時間を過ごして欲しいという思いから製作されたものだ。日付のついた茶葉シートを飲んでしまうことで、その日が終わりを迎えたことを実感できるという。
紅茶カレンダーは、365日分の紅茶がパッケージされた、職人による完全手作りの品。日付を表す茶葉シート部分は、高級茶葉を細かく砕き、ローラーで圧縮して作成されている。常温でカレンダーとして利用していても崩れることがなく、それでいてお湯に入れるとすぐに溶けておいしい紅茶になるようにシートを作成するのは、困難な作業だったということだ。
紅茶カレンダーの全景
一枚一枚が高級茶葉でできている
その日の日付の入った茶葉で紅茶を飲むと
一日が終わったことを実感できる?
同カレンダーでは、その楽しみ方を次のように説明している。
1. まずはお湯をわかす
2. カレンダーからその日の日付の茶葉シートを切り取る
3. 茶葉シートをカップに入れる
4. しばらく待つ
5. 紅茶を楽しむ
ティーカップに茶葉シートを投入すると
シートが徐々に溶けて
紅茶となる
紅茶カレンダーはドイツの紅茶メーカー
Hälssen & Lyon が作成したもの。同社の重要なビジネスパートナー向けに配布された販促品のため、残念ながら一般人が手に入れることはできない。