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“燻製”がおいしさの秘密--CHLOEの“ニンジンホットドッグ”や“スイカハム”


スポーツ観戦や映画鑑賞には欠かせないホットドッグ。でも栄養のバランスが良いか?と言われると、そうでもないのが気になりますよね。

ニンジンのホットドッグ「キャロットドッグ」はそんな心配を払拭してくれるファストフード。ソーセージの代わりに、ニンジンが挟まっています。

ニンジンのホットドッグ「キャロットドッグ」
ビタミンAたっぷり!

もちろん、ニンジンをパンにはさんだだけでは、それは単なる“ニンジンサンド”。「キャロットドッグ」では味も食感もホットドッグに近づけるため、ニンジンを塩、胡椒、ニンニク、オレガノベースの調味料に漬け込んだあと燻製にし、さらに5日間熟成させています。これで、ソーセージに近い味になるのだとか。

見た目もソーセージっぽく仕上がってますね

作ってしまったのはヴィーガン向けメニューで知られるCHLOE。CHLOEの創業者であるSamantha Wasserさんは昨年、ニューヨークのレストランDucks Eateryとコラボして、“スイカハム”を作って発表。ネットをざわつかせました。

切断面をよーく見ると、確かにスイカ

今回発表された「キャロットドッグ」は、スイカハムのコンセプトをさらに推し進めたもの。単に“作った!”にとどまらず、米国中のCHLOE店舗で1個6.75ドルで販売しているのです。また、フードファイター小林尊さんによるPRも実施しています。

思ったよりもお値段高め
手間がかかっているから?

小林尊さんは報道向け資料で次のように語っています。

「ホットドッグの達人として、野菜で作られたホットドッグをたくさん試してきた。だが私の経験した限りでは、CHLOEのホットドッグを試すまでは満足できるものはひとつもなかった。CHLOEのキャロットドッグは、パンにはさまれた燻製ニンジンの味が他とは全然違ってとてもおいしい。化学調味料を使っていないのも気に入っている」

小林さんは、試合のない日は
野菜中心の食生活を心がけているそうです

考えてみれば“燻製”って、たまごもチーズもナッツもほたてもぐっと美味しくしてくれる調理法。ニンジンもきっとおいしくなるはずです。米国まで「キャロットドッグ」を食べに行くのは厳しそうですが、次のバーベキューで試してみたいメニューですね。ニンジンの燻製さえ用意しておけば、あとは通常のホットドッグと同じレシピで作れます。

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