冷凍肉はジャムでおいしくなる

冷凍肉はジャムでおいしくなる?

冷凍しておいたお肉を調理すると、硬くなってしまったり、臭みを感じたりすることってありますよね。ある程度は仕方がないのかな~と諦めていたんですが、アヲハタによると、冷凍した肉の調理にジャムを使うことでお肉がやわらかく、臭みも感じにくくなるんだとか。しかも、凍ったまま焼いてOK。…って、え~ほんとに?

ということでお肉とジャムを用意して、実際に試してみました。本当ならめちゃくちゃ画期的じゃない?


冷凍肉はジャムでおいしくなる

冷凍肉にジャムを絡めて焼いてみた

今回準備したのは、豚バラ肉(厚切り)とママレードジャム。アヲハタの情報を参考にしているので、一応アヲハタの「オレンジママレード」を買ってきました。

冷凍肉はジャムでおいしくなる
オレンジママレード

しっかり冷凍庫で凍らせておいた冷凍豚バラ肉。凍ったままのお肉に、ママレードジャムを絡めて、薄く油をひいたフライパンで焼きます。

冷凍肉はジャムでおいしくなる

冷凍肉はジャムでおいしくなる

冷凍肉はジャムでおいしくなる

ジャムを絡めて焼いた肉の味は?

冷凍肉はジャムでおいしくなる

確かにやわらかい!お肉に片栗粉を薄くまぶして焼いたような、ぷるっとしたみずみずしさがあって、肉の水分(肉汁)がぎゅっと閉じ込められている感じ。噛んでもボソボソしなくて、しっとりしています。

冷凍肉はジャムでおいしくなる

ママレードジャムの甘酸っぱさは、肉の旨みを底上げすると同時に、こってりした脂身多めの豚バラをさっぱり仕上げてくれています。これだけだと甘いので、醤油や塩コショウなど組み合わせて甘辛ソース仕立てにすれば、もう立派な一品です!

あと、臭みのことすっかり忘れてました。まったく臭みは感じませんでした。

まとめ ― ジャムで冷凍肉がやわらかくなる理由

アヲハタによると、ジャムでお肉がやわらかくなったのは、「果実由来の酸で肉の筋繊維がほぐされた」ことや、「ジャムのペクチンや糖が加熱時のタンパク質の硬化を抑制した」ことが理由として考えられるそう。豚肉だけでなく、牛肉や鶏肉でも同様の傾向があると思われます。

お肉を冷凍のままジャムに絡めて焼くだけで、メインおかずが出来上がるってだいぶありがたい!うっかり肉の解凍を忘れていた!って日でも時短料理が叶うし、味付けにも悩まなくていいのは忙しい日に本当助かりますよね。ちなみに冷凍していない肉でも同様の効果は得られるそうです。

なお、ジャムのフレーバーですが、今回使ったオレンジママレードのような柑橘系のジャムがおすすめ。柑橘の香りが肉の臭みを消してくれる効果もあるようなので、お家で試される際にはぜひ柑橘系ジャムを準備して臨んでくださいね!