深いブルーが目を引く洋菓子店「OGGI(オッジ)」。東京・目黒の本店のほか百貨店や空港などでも展開されている歴史あるお店です。
同店の看板商品は「ショコラ デ ショコラ」。創業者が飛行機で隣り合わせた女性にもらったチョコレートケーキのおいしさに感動し、レシピを追求してつくられたのだとか。チョコレートにバターや小麦粉、シナモンパウダー、ホワイトペッパーなどを合わせて焼き上げられています。
今回はショコラ デ ショコラのミニサイズ「プティ ショコラ(プレーン)」を購入。価格は1,000円(税別)。
冷蔵庫でよく冷やし、1cm幅にスライスして食べるのがおすすめだそう。小ぶりながらもずっしりとしており、ナイフを持つ手にも力が入ります。
まるでチョコレートをギュッとかためたような重厚感。なのに口どけはとっても繊細で、なめらかにほどけていきます。生チョコともブラウニーとも違う独特の食感。
口いっぱいに広がるのはカカオの上質な旨み。バターのコクが贅沢感を押し上げます。濃厚ながらもあと口はほんのりスパイシー。甘く香るシナモンと、さわやかなホワイトペッパーが絡み合ったクセになる味わいです。
粗びきのコショウを合わせてもおいしいとのこと。ピリッとした辛みが加わって、より大人好みの味わいに。お酒のおつまみにもぴったりです。
電子レンジで少し温めると、ねっとり濃密な口どけへ変化。スパイスの香りとチョコの甘みもよりくっきりと感じられます。
合わせて、もうひとつの人気商品「オレンジピール」も購入。じっくり煮てシロップに漬け込んだバレンシアオレンジが、チョコレートでコーティングされています。価格は630円(税別)。
カリッと心地よい歯触りのチョコと、ほろっとしたオレンジピールが相性抜群。オレンジピールってかための食感のものが多いですが、これはマーマレードみたいにやわらか。チョコをまとったオレンジのさわやかな甘みが口内を満たします。柑橘らしい苦みもきいていて、とても風味豊か。
特別な日にじっくり味わって食べたいオッジのスイーツ。チョコレートの奥深い世界が堪能できますよ。