柿の専門店「いしい」から販売されている「柿バター」
ダイヤの原石グルメ、発掘したくない?

隠れたダイヤの原石グルメを発掘し、No.1を決める「こんなのあるんだ!大賞」が今年も開催されました。2017年、全国の地方新聞社が選んだ未来のスター商品は…愛媛の「杵つき餅カレー」!

3万5,000(!)ものエントリー商品の中から選ばれるとは一体どれだけおいしいのか、実物を入手したので食べてみました!さらにさかのぼって、2016年・2015年の大賞受賞商品「柿バター」・「ピンク醤油」もゲットしたのであわせてレビューいたします!


● 2017年大賞「杵つき餅カレー」
まずは今年の受賞商品、愛媛県発の「杵つき餅カレー」(税別480円)です。

愛媛県発の「杵つき餅カレー」

大洲産もち米を100%使った「稲工房 案山子(いねこうぼう かかし)」の杵つき餅と、大洲市にあるレストラン「ビストロサンマルシェ」の手づくりカレーがコラボしたもの。ごはんではなく、お餅にカレーを絡めていただく一品です。

レトルトなので、パウチのままお湯で温めるだけ。お皿に開ければ完成です。ごはんを炊かなくていいので楽ですね!

愛媛県発の「杵つき餅カレー」
真ん中にでーんと鎮座しているのがお餅です

杵でついたお餅は、粘りが強くてふっくらもっちもち!温めることでトロットロにやわらかくなります。ほのかに粒々感の残る舌ざわりは、まるでつきたてをそのまま食べているみたい。

愛媛県発の「杵つき餅カレー」
すくうとむにょーんっとどこまでも伸びます

カレーはいろんな野菜を煮込んだブイヨンのような、奥行きを感じさせる深い味。あと口にしっかに残るスパイス感もレトルトとは思えません!具は小さく細かくなって入っているので、ルウとともにお餅によく絡みます。なお、お餅は時間が経つにつれ硬くなってしまうので、ぜひとろとろもちもちのうちに食べて!

この商品はビストロサンマルシェの店頭や愛媛県内の道の駅などのほか、通販サイトでも購入できます。

● 2016年大賞「柿バター」
続いて2016年の受賞商品、奈良県にある柿の専門店「いしい」から販売されている「柿バター」(税込648円)。安く取引される地元産の“キズ柿”に、付加価値をつけて生み出された商品です。

柿の専門店「いしい」から販売されている「柿バター」

完熟柿のペーストと食感の残る柿ダイスをていねいに煮詰め、コクのある国産バターと合わせて仕上げられています。

柿の専門店「いしい」から販売されている「柿バター」
柿の繊維感、伝わりますでしょうか

オススメの食べ方は、食パンに切り込みを入れてトーストし、うっすら焼き色がついたら一度取り出して柿バターをたっぷりと。そしてもう一度トースターでこんがりと2度焼きする、「柿バタートースト」です。

柿の専門店「いしい」から販売されている「柿バター」
ぽてぽて

バターが媒介となって、香ばしいパンの上を柿の完熟した甘みがじゅわ~っとなめらかに広がっていきます。う…うまーい!バターのほんのりとした塩味も、柿の甘みをより引き立てていてグッジョブ!

柿の専門店「いしい」から販売されている「柿バター」
パンのふちはサクサクカリカリ、柿バターはじゅんわりとろ~り

シャッキリした柿の食感と、とろりと溶け広がる口どけが共存。フレッシュな香りで生臭さや青臭さはいっさいなく、甘いのにさっぱりしたあと味なので、たっぷりのせてもくどくありません。

先日ご紹介したフルーツバターのラインナップに加えたい一品。いしいの公式通販サイトで購入できます。

● 2015年大賞「ピンク醤油」
2015年の受賞商品は、鳥取県発の「ピンク醤油 華貴婦人」。同県で収穫された“赤ビーツ”を使った、ビビッドなピンク色の食品を展開しているブリリアントアソシエイツから販売されています。

鳥取県発の「ピンク醤油 華貴婦人」

かつお節や昆布のだしを加え、赤ビーツで色づけされたピンク醤油。少しとろみがあります。

鳥取県発の「ピンク醤油 華貴婦人」
とろーん

色が色だけに食べちゃいけないものを口に入れた気持ちに一瞬なるんですが、味は確かにだしのきいた醤油なので食べて大丈夫です。ほんのり甘みもあって、意外にも奥深い味。とろっとしているのでお刺身にもよく絡む!

鳥取県発の「ピンク醤油 華貴婦人」
お刺身にも

鳥取県発の「ピンク醤油 華貴婦人」
もったり絡む

さりげなくいつもの料理に添えれば食卓が一気に華やぎますね。煮物やそうめん、カルパッチョ、みたらし団子などにアレンジしても良いそうです。

鳥取県発の「ピンク醤油 華貴婦人」
ちょっとしたサプライズ演出に!

公式通販サイトのほか、Amazonや楽天などでも購入できます。容器は5種類のデザインが用意されていて、各容量によって価格は異なります。