「カラオケ」は、日本を代表する文化のひとつ。カラオケ=Karaokeという単語はもはや世界共通であり、筆者も外国の方から「日本のKaraokeって最高にクールだよね!」と言われたことが何度もある。そのたびに(今は一人用カラオケも、ギターが弾けるカラオケもあるんやで)と心の中でドヤ顔を湛(たた)えたものだ。

そんな私たちの誇りであるカラオケには筆者も月1ペースで通っているのだが、どうしても好きな店と、そうでない店が出てくるのは避けられない。これはもちろん個人的な好みや、自分がどこに重きを置くのか(安さ、サービス、雰囲気、メニューの種類…etc)によるところが大きい。


私(筆者)はやっぱり、カラオケでもおいしいごはんが食べたい
私(筆者)はやっぱり、カラオケでもおいしいごはんが食べたい

学生の頃は安くてドリンクバーさえあればいい、と思っていたカラオケだが、大人になったいま、譲れないのは……

・たとえば、ライトがぎらつくのではなく、明るくやさしい灯りがふりそそぐ、あたたかみのあるお部屋

まるで自宅みたいにリラックスできちゃう
まるで自宅みたいにリラックスできちゃう

・自分の曲が回ってくるまでの(ときに退屈な)時間もエンジョイできる、種類豊富な料理やお酒

ちょっといいレストランのような料理や(写真は合鴨のロースト)
ちょっといいレストランのような料理や(写真は合鴨のロースト)

おいしいシャンパンだったり
おいしいシャンパンだったり

みんなでわいわいチーズフォンデュだったり
みんなでわいわいチーズフォンデュだったり

まさかの生牡蠣(みずみずしい)
まさかの生牡蠣(みずみずしい)

・そして何より、オールしても明け方に朝陽を浴びながら背徳感に駆られることのない、清潔感のある雰囲気

部屋のタバコ臭さや場末感もゼロ
部屋のタバコ臭さや場末感もゼロ

家飲みしているみたい
家飲みしているみたい

そんな私のわがままを叶えてくれるカラオケが、神奈川・相模原の橋本駅近くにオープンした「花(Hana)」。居酒屋チェーンの庄や、ランプキャップ、ミヤビカフェなどを展開する大庄の新業態だ。

「大人の女性のためのカラオケ」というコンセプトに惹かれてお店へ行ってみると、カラオケなのに、まるで憧れのモデルルームのような雰囲気。ソファやテーブル、照明などのインテリアも統一感があって、もはやカラオケというよりオシャレな友達の部屋に来ているよう。

フラ●フランのお店の一角みたい。自分の部屋も、こんなふうにしたい!
フラ●フランのお店の一角みたい。自分の部屋も、こんなふうにしたい!

思わずリラックスして、ついつい歌うことを忘れて自然とおしゃべりに“花”が咲いてしまう。また、種類豊富に取り揃えられたワインやフードメニューも、トークに“華”を添えてくれる。だが、ここはもちろんカラオケ。歌いたい気分になったら、準備万端待ち構えていたJOYSOUNDが火を噴く。

部屋とカラオケと私
部屋とカラオケと私

ちなみに、2階にはドリンクバー(自分でしぼれるソフトクリーム付き)もあり。「カラオケ行こう」というモチベーションより、むしろ友達とカフェでお茶したり、家族でレストランへ行ったりする感覚で利用できそうだ。

外観もちょっとカフェみたいじゃない?
外観もちょっとカフェみたいじゃない?

ルーム料金(会員料金)は、昼(オープン~18時)は30分150円(学割100円)から、夜(18時~クローズ)は30分300円からで、いずれも税別。ドリンクバーはプラス500円で飲み放題となる。