以前、イタリア人パスティッチェーレにこんなことを言われたことがあります。

「イタリアには、『熱い』と『冷たい』、『苦い』と『甘い』を同時に楽しめる、複雑な味わいのデザートが存在する。例えば、冷たくて甘いアイスクリームに、熱くて苦いエスプレッソをかけた『アフォガート』のようなスイーツだ。この面で、日本のデザートはまだまだ遅れている。特に、『熱い』と『冷たい』を同時に味わえるものがない」


イタリア人が「自分達の料理は世界一」と自慢したがる傾向にあることは、ちょっとおいておくとして、今日は日本に存在する『熱い』と『冷たい』を同時に味わえるデザートをご紹介しましょう。「鯛パフェ」です。

これが「鯛パフェ 苺チョコ生クリームフレイバー」  鯛が辛そうに見えるのは気のせい?
これが「鯛パフェ 苺チョコ生クリームフレイバー」
鯛が辛そうに見えるのは気のせい?

鯛パフェとは、「たい焼き」をパフェグラスに見立て、大きく開いた鯛の口の中に「パフェ」を盛り付けたスイーツ。「ヒヤヒヤ」と「ホッカホカ」を同時に楽しめる「ヒヤホッカ」な食感が特徴なんだそうです。見たか、イタリア人!

これが「鯛パフェ」の内部  あんこ、詰まってます!
これが「鯛パフェ」の内部
あんこ、詰まってます!

『熱い』と『冷たい』だけでなく、『和』『洋』とまで同時に楽しめる「鯛パフェ」。イタリア人も裸足で逃げ出すスイーツです。まぁもっとも、イタリア人はたいてい裸足にそのまま靴を履いているんですけどね…。

フレイバーは鯛パフェは上記の「苺チョコ生クリーム」のほか、「苺キャラメル生クリーム」「バナナチョコ生クリーム」「バナナキャラメル生クリーム」「お抹茶小豆ジェラート」「きな粉黒蜜ジェラート」の6種類。海浜幕張店または横浜ワールドポーターズ店で食べられます。
お抹茶小豆ジェラート  鯛が泣いているように見えるのは、気のせい?
お抹茶小豆ジェラート
鯛が泣いているように見えるのは、気のせい?