これまでのコラボを讃えるため、筆者もさっそく食べに行ってきた。

サーロインステーキバーガーは、オーストラリア産のステーキを贅沢に使った、ラストコラボ商品としてはもちろん、12月のホリデーシーズンにもぴったりのプレミアム感のある一品だ。できたてホヤホヤのバーガーはテーブルに置かれるやいなや、あふれんばかりの肉の香りで筆者の食欲を刺激してきた。
バンズを開いて中を覗いてみると、カットされたステーキが3枚に、オニオン、トマト、グリーンカールが合わされ、とろみのあるオニオンソースがトッピングされている。

ステーキは厚みがあり、噛むごとにジューシーな肉汁があふれ出てくる。食べ応えも抜群だ。生姜やリンゴ酢を効かせた甘辛いソースと山椒などの香辛料がピリッと効いて、肉の旨みがより深みと広がりを持つ。
かぶりつくと、ステーキだけ噛み切れずにぺろりと出てきてしまうのでは?と思っていたが、かじる位置さえ間違えなければ(脂身のあたりは切れにくい)サクッと噛み切れるのも嬉しい。

甘いトマト、ほろ苦いオニオンが味に変化を加えてくれてはいるが、やはりこれは紛れもなく肉を味わうハーガー。当然ながら主役はあくまでステーキで、ほかの具材やバンズは肉の美味しさを際立たせるための名脇役に徹している。
シンプルで直球な美味しさが、なんだか胸に染みて来た。1年間にわたるコラボと2014年の締めくくりにふさわしいサーロインステーキバーガーを、皆さんもぜひ味わってみてほしい。

●編集後記
これまでは EXILE TRIBE に対し特に熱を上げていたわけでもない私(筆者)だが、1年間フレッシュネスのコラボバーガーを追いかけていたら、いつしかメンバーの経歴や食べ物の好みを(ほんの一部ではあるが)知るようになり、先日放映された FNS 歌謡祭では EXILE TRIBE の出演シーンをかじりつくように見つめるほど彼らを好きになっている自分がいた。
フレッシュネスとのコラボメニューは今回が最後だが、これからも EXILE TRIBE のことは(勝手に)見守っていきたいと思う。