ペリー:黒船で日本にやってきた。開国してほしい。
林復斎(はやし・ふくさい):外交官。開国について慎重に検討中。
~開国交渉中のペリーと林復斎~
今すぐ開国して、貿易を始めるべきデス。世界にはこの国に無い良いモノ、たくさんありマス!
そう簡単には認められん。慎重に考えなくては…。
oh,頑固デ~ス…。あ、そうそう、今日はお土産を持ってきてるんデシタ。
わいろなら受け取らんぞ。

わいろ違いマス~!ワタシ達アメリカ人のソウルフード「ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ」。略称で「PB&J」ともいいマス。

ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ(略称:PB&J)
作り方ハ簡単。サンドイッチ用のパンを2枚用意シテ、片方にピーナッツバター、片方にジェリー(ジャム)を塗って合わせれば完成デス。今回はチャンク入りのピーナッツバターとストロベリージャムを使いマシタ。

ピーナッツバターとジャムを塗った食パンを合わせる

めちゃくちゃ甘そう。
ピーナッツバターはピーナッツクリームと違って甘さより塩気が強いんデス。だからグッドバランス。サァ、ドウゾ!
これは…!ピーナッツバターの塩気とジャムの甘酸っぱさが程よくお互いを引き立て合い、飽きずに食べられる…というか、クセになって食べ続けてしまう。
プルっとしたジェリーとザクザクとしたピーナッツチャンクの食感も楽しいデショ?
シンプルながら、みごとな組み合わせと言えよう。

お好みでスライスバナナやチーズ、チョコスプレッド等を加えてもOK。

好みでチョコやバナナなど加えても
バナナが入るとフレッシュさとボリュームが出て、一気にごちそう感がアップするな。
チーズが入ると塩気が勝っておかずサンド寄りになる。チーズとピーナッツのコク深い味わいをメインに、ジェリーの甘酸っぱさがアクセントを加えているぞ。
PB&Jは、簡単・安価に作れてエネルギー源になると、1920年代頃からアメリカの人々の間に広まったんデスヨ。今ではキッズのお弁当の定番。カナダでも人気ありマス。

あれ?ペリーの浦賀来航は1853年…
細かいこと気にしナイ。

100年以上の歴史を持つ
ある統計によると、平均的なアメリカ人は高校を卒業するまでに1,500個以上のPB&Jを食べるトカ。
4歳から食べ始めたとして、年に100個も食べるのか。日本でいう「おにぎり」みたいなものだな。
開国すれば、世界中の「おにぎり」的存在に出会えるカモ?
う~ん…魅力的かもしれない。
<次回に続く>
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