
熊本を中心に、九州地方では知らない人はいないと噂の「アベックラーメン」をご存じだろうか。もともとは “棒ラーメン” としてパッケージ入りで販売されていて、2人前の量が入っていることからその名がついたというこのラーメン。地元ではもちろん、関東圏にある九州アンテナショップでも売れまくっているそうで、その味にも定評があるようだ。
気になるので、えん食べ編集部でも食べてみることにした。

■今回買ったのは「アベックラーメン」のカップ麺
「アベックラーメン」は、熊本県に本社を構える五木食品により製造・販売されているラーメン。今回筆者はインスタントカップ麺の「アベックラーメン」を購入してみた。

■作って食べてみた
フタを開けると、かやくとスープが入っている。至ってシンプルなカップ麺だ。商品のこだわりとして “ノンフライ麺” が使われているらしい。

かやくを中に開け、お湯を注いで待つこと4分。ついに熊本が誇る「アベックラーメン」が完成した。

香ばしいゴマ油の香りが鼻を抜け、食欲をそそる。具材にはメンマ、ねぎなどの野菜に加え、なるとやチャーシューも入っており、見た目もかなり本格的だ。
スープを飲んでみると、あっさりとした塩味に香味油がアクセントをきかせていて、うまい!ちなみに、1960年(昭和35年)にはもうこの味が完成されていたそうだ。

さらにこの「アベックラーメン」カップ麺、ノンフライだからか、しばらく経っても麺が全然のびない。最後の一口まで弾力のあるおいしい麺が楽しめるのだ。
ちなみにこのカップ麺は2人前ではなく1人前なので、仲良くアベックで食べたいという人は2つ購入することをお忘れなく。