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米粉のどら焼き?--ホビークッキングフェア2017に参加してみた


パンやケーキ、揚げ物やとろみづけにも使われるようになってきた「米粉」。最近では、コンビニのパンコーナーにも米粉を使用したパンが並んでいます。そんな注目の食材「米粉」を使用したスイーツが、自宅でも手軽に作れるって知っていましたか?

今回は、東京ビッグサイトで4月27日、28日、29日の3日間にわたり開催された“つながる・手作り”をテーマにした食のイベント「HOBBY COOKING FAIR 2017」に参加し、実際に「米粉」を使ったどら焼きをつくってみました。

■ホビークッキングフェア

「HOBBY COOKING FAIR 」は、毎年開催されている「食」をテーマにした大型イベント。今年は開催10周年を記念して、手ぶらで参加できる料理教室やクッキングデモなど、多彩なワークショップが企画されました。

米粉を使ったどら焼き作りのワークショップ

■米と米粉の魅力、再発見!

筆者が参加したのは「季節の変わり餡でつくる モチモチ 米粉どら焼き」のワークショップ。このワークショップは、公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構主催で、米粉の魅力を学びながら、その場で米粉のどら焼きを調理、実食できるイベントになっています。

四季にあわせた4種のどら焼き

■米粉の魅力

米粉の大きな魅力は「グルテンフリー」であることと、「カロリーコントロール」ができることの2点。米粉を使えば、小麦アレルギーの人も食べられるパンやお菓子の調理が可能です。また、米粉は他の粉類に比べて粒子が細かく、油を吸いにくくなっているそうです。その為、油を使用する料理でもカロリーを抑えることができるとか。小麦アレルギーの人も安心して食べられて、美や健康を気にする人にもおすすめの食品です。

種類豊富な米粉

■米粉でつくるどら焼き

今回つくったどら焼きは、夏がテーマの米粉アイスをはさんだどら焼きと、冬がテーマのカボチャ餡をはさんだどら焼きの2種です。どちらも生地に米粉を使用します。

いよいよワークショップ開始!

夏のどら焼きの材料(1個分)は、米粉30g、ベーキングパウダー1g、きび砂糖4g、豆乳40ml、餡に米粉アイス適量。冬のどら焼きの材料(1個分)は、米粉13g、ベーキングパウダー1g、きび砂糖4g、豆乳30ml、カボチャペースト7g、餡にはカボチャペースト7g、白餡(市販品)20g、ミックスナッツ5g。豆乳は、牛乳または水に変更可能だそうです。

材料は既に用意されています

最初に手がけたのは夏のどら焼き。米粉は、小麦粉に比べてだまになりにくいそうです。実際に混ぜてみると、すぐに他の材料となじんでとろみのある生地になりました。

材料を混ぜていきます

豆乳、投下!

よく混ぜます

混ぜ終わったら、熱したホットプレートに垂らして、こぶしサイズの生地を2枚焼きます。これらの生地に米粉でできたアイスをはさんだら、夏のどら焼きは完成です。

そ~っと垂らして…

右側が少し歪になってしまいました

夏のどら焼き、生地はこれで完成!

冬のどら焼きも、生地を焼くまでの手順はほぼ同じ。こちらは、生地に色味をつけるため、マッシャーなどで潰してペースト状にしたカボチャを、材料を混ぜる段階で加えます。米粉は小麦粉と違って白っぽく焼きあがるので、材料を混ぜる際に色のあるものを加えると焼きあがりの色が変化するそうです。

こちらもよく混ぜて

カボチャ色の生地が綺麗

今度は2枚とも綺麗な円形に!

焼きあがった生地の間には、白餡とカボチャ、そして刻んだナッツを混ぜたものをはさみます。刻んだミックスナッツをくわえることで、食感にアクセントが加わります。

餡をはさみます

最後は、どら焼きを自由にデコレーション。チョコペンを使用してイラストを描いたり、ステンシルアートをほどこしたりします。同じワークショップに参加していた子供たちは、チョコペンを使ってどら焼きにキャラクターの顔を描いていました。

これが意外と難しい

筆者は、チョコペンで「えん食べ」と書きました!

夏のどら焼きにアイスをはさんで、完成~

■食べてみた

まずは、夏のどら焼きを一口。皮はもっちり・しっとり食感。お米の風味がしっかりと感じられます。小麦粉を使った生地に比べて、弾力がありもっちりとした食感が強いのが米粉どら焼きの特徴です。どら焼きにはさんだ米粉アイスも、なめらかな口当たりで、生地とよく合う!夏の暑い日のおやつにしたいどら焼きに仕上がっています。

夏のどら焼き

カボチャ餡をはさんだ冬のどら焼きは、カボチャの甘さがしっかり感じられる一品。ミックスナッツのざくざく感が良いアクセントになっています。渋いお茶のお供にしたいどら焼きです。

冬のどら焼き

他にも、チョコレートやカスタードクリームをはさんで洋風スイーツにしたり、ハムやチーズをはさんでちょっとした軽食にしたりとアレンジ方法は様々。お好みのスタイルで米粉料理を楽しめます。なお米粉料理に関するレシピは、米穀安定供給確保支援機構公式Webサイト「米ネット」に掲載されています。
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