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古代の遺物…いや、チョコか…「三角縁神獣鏡チョコ」が今年も完成

バレンタインデーを前に、福井市の郷土歴史博物館が、古代の鏡「三角縁神獣鏡」をかたどったチョコレートを完成させました。さっそく博物館は Twitter 公式アカウント(@FukuiHistory)に写真を投稿し、話題になっています。

古代の遺物感あふれる…チョコ

三角縁神獣鏡とは、日本の古墳などがら見つかる銅でできた鏡。鏡の縁(ふち)の断面が三角形になっていて、鏡の裏側には古代の神と獣(けもの)の像が描かれています。福井を含む日本各地で出土しており、一体、誰がどんな目的で作り、使っていたのかを考古学者が大いに研究しているのです。
古代の神と獣とを描いた…チョコ

しかしそれを、どうしてチョコレートに。しかも一昨年から続けているらしく、今年はできあがった数も1枚ではないようす。2月11日に博物館がワークショップを開き、10人の参加者をつのって「大量生産」に踏み切ったとか。

ワークショップを通じて「大量生産」された三角縁神獣鏡チョコ

とにかくリアルな三角縁神獣鏡チョコ。このまま博物館の展示コーナーに並べても違和感がなさそうなできばえです。本物と同型同寸で、直径は約20cm、材料となるチョコの重さは1枚330gにもなるとか。

すでに Twitter では「福井始まったな」「感動した」など賞賛の声が挙がっています。確かに、悠久の昔からカカオバターの艶やかな光沢を帯びて蘇った工芸品の写真を鑑賞していると、なぜ三角縁神獣鏡なのか。なぜチョコなのか。そうしたことはもはやどうでもよくなってくる気もします。

ちなみに詳しいいきさつは、博物館の Twitter 公式アカウントが自ら Togetter にまとめを作成しています。
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