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【実食】麺もスープも桜色!春は「桜ラーメン」を楽しむ ― 東京・新高円寺「麺昇 神の手」で

桜ラーメンを食べてきました!

東京・新高円寺の「麺昇 神の手」で3月、4月限定メニュー「桜ラーメン」を食べてみました。麺もスープも桜色の春らしい一杯です。

麺昇 神の手

東京・新高円寺の「麺昇 神の手」

麺昇 神の手は地下鉄新高円寺駅から青梅街道を東へ数分のところにあります。通りの南側に、わかりやすい暖簾(のれん)が出ていますので、すぐ見つけられます。

店内はカウンターに並んで座る形式。入口にはお客向けの消毒用アルコールが用意してあって、衛生を保つ工夫も。

桜ラーメン

蛤に桜葉巻きの地鶏、桜麩など春めくトッピング

桜ラーメンの価格は1,200円(税込)。麺もスープも桜色なのに加え、トッピングも桜や春にちなんだ食材を並べた季節感あふれるメニューになっています。

「たれ漬け地鶏の桜葉巻き焼き」「桜麩」「菜の花」、百合根の縁を薄緋色に染めて花びらに見立てた「花びら百合根」、「蛤(はまぐり)」と盛りだくさんです。

まず丼の中央にあるのが桜麩(ふ)。花びらの形に整えたかわいらしいお麩で、スープを吸ってうまみを感じさせる味わいになっています。

桜麩。スープを吸って噛むとうまみがじゅわっとあふれます

続いて蛤。大ぶりの貝殻が開いてたっぷり入っている身があらわになっています。噛むとじゅわっと汁気があふれて、貝のうまみが強い仕立てです。

蛤(ハマグリ)。ラージサイズです

菜の花は白髪ねぎの下に隠れていました。鮮やかな黄緑色で、これまた春を知らせる菜のもの。ほんのり苦く、柔らかな歯ざわりで、芯にほんのわずかに固さを残した上手な茹で加減。

白髪ねぎの下に隠れていた菜の花!目の覚める色

蛤に並ぶトッピングの主役、地鶏の桜葉巻き焼きにも箸を伸ばします。大葉(シソ)巻きの鶏は食べたことがありますが、桜の葉巻きは初めて。かりかりになった桜の葉は、「焼き桜餅」とでも形容すべきこうばしいにおいをさせていて、中のやわらかく汁気たっぷりのチキンを薫り高く包んでいます。

桜葉巻きの地鶏はトッピングの王様

麺は太くて固め。スープはベシャメルソース(ホワイトソース)状できわめてとろみが強く、箸で麺をたぐるだけでほぼすべてからめとれるので、正直レンゲの出番はほとんどありません。

麺は太くて固め

口の中で一つになった麺とスープの食感は、ラーメンというより上等なクリームソース系パスタ。蛤や菜の花といったトッピングを一緒に味わうとさらにパスタ感が高まります。

スープはベシャメルソース状。麺と合わさった食感はもはやパスタ

スープには鶏ガラと豚骨がしっかり利いているにもかかわらず、何だかイタリアンを食べているような気分になるので、ちょっと混乱しますが、ボリュームといい味のバランスといい、満足度は高く、まったく新しい料理を体験した気分でお店を後にしたのでした。
麺昇 神の手
住所:東京都杉並区梅里1-18-12
ご当地タグ  :
東京
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