岡山県倉敷市「つる形」の「鯛茶漬け」
瀬戸内の魚・鯛を使った“奇跡の逸品”

岡山・倉敷の美観地区にある老舗旅館「鶴形(つるがた)」。ここの一階にある食事処「つる形」で、倉敷市を訪れたらぜひ食べてほしい奇跡の逸品を発見しました!

美観地区にある料理旅館「鶴形」の食事処「つる形」
雰囲気のある店内

そのメニューとは、瀬戸内産の鯛を使った「鯛茶漬け」(税込1,600円)。ふっくら厚みのある鯛のお刺身をオリジナルのタレで味付けし、ごはんの上に贅沢にのせたものです。倉敷界隈でもここにしかないメニューで、同店の一番人気だそう。

つる形の「鯛茶漬け」
箸休めのお漬物や、野菜たっぷりの小鉢がセット

◆まずはそのまま“生”で

鯛刺身には、ごまと味噌を合わせた“秘伝のタレ”をたっぷりまとわせてあります。刻んだシソと紅たでがトッピング。彩りを添えます。

つる形の「鯛茶漬け」
秘伝のタレをたっぷりまとった鯛

まずはそのまま、生の鯛を味わいます。カドの立ったお刺身はプリップリの弾力があり、噛むとねっとりとした歯ざわり。脂の甘みがめちゃくちゃ濃厚です!

また、ごまの香ばしい風味と味噌の塩気も、鯛の甘みをいっそう際立たせます。鯛って、こういう食べ方もあったんだ…!

つる形の「鯛茶漬け」 生の鯛刺身
そのまま食べてもめちゃくちゃおいしい!

◆半分食べたらお茶を注いで

次に、お茶をお椀の8分目くらいまで注いでフタをし、10秒ほど蒸してからいただきます。

つる形の「鯛茶漬け」にお茶を注ぐ
熱々のお茶をなみなみ注いでちょっと蒸すと

お茶を注いだつる形の鯛茶漬け
鯛の身がふっくら

すると、熱の通った鯛はふわっふわの口あたりに!噛むとほろろ…っと身が崩れ、とろけるような甘みが広がります。鯛のダシやごま味噌ダレのうまみが溶け出したスープと一緒にごはんをかき込む瞬間は極上。サラサラ~っと飲むように完食しちゃいました!

お茶を注いだつる形の鯛茶漬け
おいしすぎてアゴが落ちそう

つる形の鯛茶漬けのおいしさは、鯛の質の良さはもちろんですが、秘伝のタレによるところも大きいと筆者は思います。香ばしくてしょっぱくてコクのあるこのタレ、お酒のアテにずーっと舐めていたいくらいおいしいんです。お茶を注ぐ前の方がしっかりタレの味が分かるので、まずはそのまま生の“鯛丼”として味わってみて!

つる形の鯛茶漬け
ひと皿で2度おいしい!

◆静かな旅をしたい人は宿へ

旅館「鶴形」は、徳川八代将軍吉宗の時代(1744年)に建てられた、272年の歴史をもつ老舗旅館。もともとは商家だった館を利用しているそうです。

客室ひとつひとつはそれほど大きくありませんが、ところどころに当時の面影を残す室内の雰囲気は心奪われるものがあります。喧騒を逃れて静かな旅をしたい人にはぴったりかと。情緒あるお庭の景色をひとり占めできる特室もあります。

婚礼の披露宴会場などとして使える大広間もありますので、興味のある方は問い合わせてみては。なお、食事処は宿泊客じゃなくてももちろん利用できますのでご安心を!

倉敷・美観地区の由緒ある旅館「鶴形」
この日は雨だったんですが、それはそれで情緒がありました