お子様ランチの元祖「日本橋三越」が挑戦する“現代版お子様ランチ”とは

お子様ランチの元祖「日本橋三越」が挑戦する“現代版お子様ランチ”とは

 

レストランのメニューを見れば、当たり前のように載っている「お子様ランチ」。車や汽車、もしくは新幹線などのプレートに盛りつけられた料理は、ハンバーグやポテト、エビフライ、オムライスなど、子どもの大好物ばかり!幼い頃、夢中で食べたという記憶がある人も多いのではないでしょうか?


■ファミレスの先駆け「お子様ランチ」

この馴染み深い「お子様ランチ」ですが、このメニューがどのように始まったのか、知っていますか?

 

「お子様ランチ」が登場したのは、今から82年前、1930年のこと。日本橋三越に“かわいい柄のお皿が入ってきたこと”が発端となり、三越食堂部主任であった安藤太郎氏が、当時世界恐慌で厳しい世情であったなか「このお皿を使って、子どもたちに夢のある食事を作りたい」との願いから、子ども向けメニュー「御子様洋食」の提供が始まったそうです。

 

当時のレストランといえば、現在に比べ大人が食事を楽しむ場所というイメージが強かったといいます。そのような状況のなかで登場したこの「御子様洋食」は、レストランを、子どもにとっても楽しめる場所へと変えていきました。もしかしたら、現代の「ファミリー・レストラン」にも影響を与えているのかもしれませんね!

 

子どもに夢を与えるべくして生まれた「お子様ランチ」ですが、その伝統を受けつぐ日本橋三越本店のレストラン「ランドマーク」では、移りゆく時代の中でも変わらぬ人気の「お子様ランチを今あらためて考えると?」をテーマに、現代版お子様ランチを考案したそうです。

 

■現代の食生活を考慮した「現代版お子様ランチ」

ランドマークの料理長 内坂隆夫さんによると、「子どもにも親にも喜んでもらえるお子様ランチ」を目指したという。従来のお子様ランチは、子どもにとっては夢のような盛り合わせですが、油っこいものが多くてカロリーの摂りすぎが心配なのもまた事実…。親としては「もっと健康に気をつかったものを食べてもらいたい!」と思ってしまいますよね?

 

いつものとは違う? 現代版お子様ランチ!

いつものとは違う? 現代版お子様ランチ!

いつものとは違う? 現代版お子様ランチ!

 

「現代版お子様ランチ」は、栄養バランスがきっちりと考えられています。子供たちの目を惹くのは油分の多いエビフライやポテトではなく、食材にこだわったハンバーガー。その横には、親としては食べさせたいカボチャサラダを始めとした緑黄色野菜があり、無糖のヨーグルトはフルーツの甘味と一緒に味わうことができるそう。さらに、ココアワッフルには鉄分も含まれているみたいです!

 

料理長の内坂さんの言うとおり、子どもが楽しんで食べることができて、親も安心して注文することができそうです!

 

こだわりのハンバーガー

こだわりのハンバーガー

こだわりのハンバーガー

 

フルーツグラノーラとヨーグルト

フルーツグラノーラとヨーグルト

フルーツグラノーラとヨーグルト

 

ちなみに、お子様ランチに旗を立てたのも三越が元祖らしい!?

当時の担当者が“登山好き”だったことが関係していて、山の頂上に登ったときに立てる旗「登頂旗」から得た発想なのだとか。今では、三越マークの旗がお子様ランチのトレードマークとなっています。

 

おなじみの三越マーク

おなじみの三越マーク

おなじみの三越マーク

 

このお皿は、当時の“かわいいお皿”の柄の感じをイメージして選んだそう

このお皿は、当時の“かわいいお皿”の柄の感じをイメージして選んだそう

このお皿は、当時の“かわいいお皿”の柄の感じをイメージして選んだそう

 

実際にこの「現代版お子様ランチ」を食べてみました!全体的に、味付けは濃すぎず、身体にやさしい味。ビタミン・鉄分・食物繊維を多く含んでいるので、ダイエット中の女性などにもいいかもしれません!

 

この「現代版お子様ランチ」について、料理長の内坂さんは「いまの『お子様ランチ』ではまだ満足していません。お客さまの反応を見ながら、メニューを進化させ、いずれは“未来のお子様ランチ”を作りたい」と語ってくれました。

 

セールスマネージャーの上野山さんと、料理長の内坂隆夫さん

セールスマネージャーの上野山さんと、料理長の内坂隆夫さん

セールスマネージャーの上野山さんと、料理長の内坂隆夫さん

 

この「現代版お子様ランチ」、価格は1,050円で、8月31日までの限定販売だそうです。

今後も元祖「お子様ランチ」から目が離せません!