ハンバーグにエビフライ、旗の刺さったチキンライス、デザートにおもちゃまでついた子どものためのフルコース「お子様ランチ」は懐かしいですか?筆者はほんの数回しか食べさせてもらった記憶がありません。外食時はだいたいお母さんからの取り分け。あぁ、憧れが憧れのまま、オトナニナッテシマイマシタ…。

しかし、諦めるのはまだ早い!東京・青山のレストラン「東京ライス」で“大人のお子様ランチ”を提供しているとの情報を入手しました。大人たちよ、自分のお金で、存分に、堂々とお子様ランチを食べられる時代がやってきましたぞ!てなわけで、筆者も行ってみることに。


もう一度お子様ランチが食べたいんだ!!
もう一度お子様ランチが食べたいんだ!!

■表参道駅からすぐ、オトナの街・青山にある「東京ライス」

「東京ライス」は、表参道駅 B1 出口を出て、青山通りを1本入った路地にあります。1F はファミリーマート。

ファミリーマートの上です
ファミリーマートの上です

普段はランチタイムに行列が出来ているそうですが、先日の大雪明けということもあってか、13時前でもスムーズに入ることができました。

まだ先日の大雪のなごりが
まだ先日の大雪のなごりが

ドアハンドルがスプーンだ
ドアハンドルがスプーンだ

■「東京ライス」のコンセプトは“大人がワクワクする大人のお子様ランチ”

「東京ライス」は、“大人がワクワクする大人のお子様ランチ”をコンセプトにしたレストラン。「極・誉・匠」3種のお子様ランチのほか、ランチプレートやサラダ、1品料理、アルコールなども充実しているので、ランチだけでなくディナーでも利用できますよ。今回はお目当てのお子様ランチから、「東京ライス “極(きわみ)”お子様ランチの王道」(1,470円)をオーダーしました。

「極(きわみ)」をオーダー
「極(きわみ)」をオーダー

店内はテーブル・カウンター併せて25席ほどで、オレンジを基調としたシンプルなインテリア。カウンターの向こうでは、大人の魅力溢れるイケメンシェフが、オーブンでハンバーグを焼いたり、エビフライを揚げたりするようすを見ることができます。

オレンジカラーの店内
オレンジカラーの店内

大人の男は背中で語る
大人の男は背中で語る

■これが大人のお子様ランチだ!

わくわくしながら待つこと15分。運ばれてきたのは、「おぉ~!」と思わずため息がこぼれる夢のようなワンプレート。ハート型のライス、ハンバーグ、おっきな海老フライに、デザートまで盛りだくさんです。これ全部1人で食べていいの!?ひゃっほー!

これが大人のお子様ランチだ!!!
これが大人のお子様ランチだ!!!

旗も刺さってる
旗も刺さってる

オーブンでじっくり焼かれた国産豚100%のハンバーグは、ナイフを入れると澄みきった肉汁がじゅわ~っとあふれ出します!ふわふわで、甘味とコクのある豚肉がお口の中でとろけていきますよ~。

なんて清らかな肉汁
なんて清らかな肉汁

ふわふわで最高!
ふわふわで最高!

丸ごと頭つきで揚げられた海老フライは自家製タルタルソースと。海老の甘さと酸味のあるソースが相性バッチリ。ほんとにしっぽまで美味しい。

海老と目が合う
海老と目が合う

個人的にはナポリタンがオススメ。歯ごたえのある太めのアルデンテパスタに、甘いだけでなくしっかりとトマトの味をきかせたソースが絡まり、家庭では出せないプロの味です。

パスタもぬかりない
パスタもぬかりない

このほかのメニューは、サラダ、ひと口ジュレ、粗びきソーセージ、かにさんウインナー、フライドポテト。なお、ライスはチキンスープで炊かれた“白いチキンライス”とのこと。本格的な味と、遊び心のバランスが完璧。食べ終わるのが寂しすぎるよ…。

デザートは、プリン…ではなく“クリームブリュレ”。ほろ苦いキャラメル味のおいしさは、人生経験を積んだ大人にしか分からないのです。濃厚でなめらかなクリームが、この幸せなひと時の終わりを告げてくれます。

これまたちょうどいいサイズ
これまたちょうどいいサイズ

人気の洋食メニューを素材にこだわって仕上げ、ワンプレートに載せたそれはまさに大人のためのお子様ランチ。量も女性のお昼にちょうど良かったです(男性向けボリュームメニュー「匠」もあります)。ランチとしてはややお高めですが、たまのプチ贅沢や大人社会に疲れた夜に、童心に返ってワクワクできること間違いなしですよ。

元気になったよ、ありがとう!
元気になったよ、ありがとう!