10月30日は「卵かけご飯の日」。

これは、卵かけご飯専用の醤油「おたまはん」が、島根県雲南市の「吉田ふるさと村」で開発されたことを記念し、同市で2005年に開催された「《第1回》日本たまごかけごはんシンポジウム」で制定されたものです。


同シンポジウムは今年も雲南市で実施され、メインイベントとして「第2回 TKG チャンピオンシップ」が開催されました。

TKG チャンピオンシップとは、卵かけご飯自慢の食堂やたまごやさん全10店が、イベント会場となった雲南市内吉田町内で「卵かけご飯」を販売。イベント来場者の投票によって、もっともおいしい卵かけご飯を決定するというものです。昨年開催された第1回大会では、「加古川農家食堂」の「播磨灘の幸たまごかけごはん」が、参加店舗中もっともおいしい卵かけご飯に選ばれました。

今年開催された第2回 TKG チャンピオンシップのトップ3は、次の通りでした。

第3位は、兵庫県姫路市から出店した「播州姫路本店 たまごや」の「親子玉かけめし」。得票数は、56票だったそうです。

「播州姫路本店 たまごや」さんの「親子玉かけめし」  うまそう!
「播州姫路本店 たまごや」さんの「親子玉かけめし」
うまそう!

「親子玉かけめし」の卵は、「夢そだち」を使用。ごはんは減農薬栽培の「キヌムスメ」。トッピングに姫路発祥の「ひねポン」をのせて頂きます。

第2位は、地元から出店の「田部と森田 ふるさと村」の「地域の宝たまごかけごはん」。得票数は、73票だったそうです。

「田部と森田 ふるさと村」さんの「地域の宝たまごかけごはん」  これぞ、TKG!
「田部と森田 ふるさと村」さんの「地域の宝たまごかけごはん」
これぞ、TKG!

「地域の宝たまごかけごはん」には、平地飼いで育った鶏が産んだ有精卵「たなべのたまご」と、老舗醤油店森田の「三年熟成生醤油」を使用。ごはんは吉田産のコシヒカリだそうです。

第1位となったのは、兵庫県加古川市から出店された「加古川農家食堂」の「播磨灘の幸たまごかけごはん」。得票数は104票だったそうです。

「加古川農家食堂」の「播磨灘の幸たまごかけごはん」  「え?これが卵かけご飯??」って思うほど、豪華なルックスです!
「加古川農家食堂」の「播磨灘の幸たまごかけごはん」
「え?これが卵かけご飯??」って思うほど、豪華なルックスです!

「播磨灘の幸たまごかけごはん」は、国産飼料にこだわったオクノの玉子、播磨の味わいを楽しめるたまごかけごはんだそうですよ。

筆者はその昔、米国で卵かけご飯を食べ、その後3日間ベッドの上でのたうちまわって苦しんだことがあります。日本では当たり前に食べられる卵かけご飯。でも、卵が生で食べられるって、ほんとはとっても珍しくて、幸せなことなんですよね。

その幸せをかみしめつつ、今夜の晩御飯は、卵かけご飯にしようかと思います。