ペパリッジファーム ミラノ

輸入クッキー「ペパリッジファーム ミラノ」をご存知でしょうか?バニラ風味の薄焼きクッキーでチョコを挟んだいわゆる「ラングドシャ」の仲間です。カルディや西友、ドンキなど割といろいろなお店で置いてるので、一度くらい目にしたこともあるのではないでしょうか。

ペパリッジファーム ミラノ

サクサクとした軽い食感と甘いバニラの香り、ほんのりビターなチョコレート…定番の組み合わせではあるのですが、甘すぎずついつい後を引くおいしさで、ひそかなファンも多いと踏んでいるこちら。ずっと気になっていたのですが、なんでミラノなんだろ?


ペパリッジファーム ミラノ

ペパリッジファーム ミラノ
チョコのビター感がほどよい

さっそくイタリア・ミラノに10年ほど住んでいる友人に「これ知ってる?」と聞いてみたところ「あっまじではじめまして。」との回答でした。現地には浸透してないようです。

しかし続けて、「でも多分“猫の舌”って呼ばれる、楕円型の薄いクッキーをモチーフにしてるんだと思う」とも。調べてみるとイタリアには「Lingue di gatto(猫の舌)」という、フランスの「langue de chat(ラングドシャ、これも猫の舌という意味)」と同じ薄焼きクッキーが存在していました。なるほど、全く無関係というわけでもないのかな?でもイタリア固有のものとも言えないし、特段ミラノの名物というわけでもないそうです。

ペパリッジファーム ミラノ
確かに、楕円形は猫の舌っぽい

思うようなすっきりした結論は得られませんでしたが、今日もおいしいミラノ。どちらかというと本場から離れた場所で、イメージとして愛されてるのでしょう。まあ確かに、外国産の「トウキョウ」とか「キョウト」なんてお菓子がスーパーに並んでたら、ちょっとモヤっとしそうですもんね。