
何を隠そうこの商品、味が“ミステリー”としか書かれておらず、いったいどんなフレーバーなのか事前情報からはまったく想像できなかったのです。否が応でも気になりますよね!
◆商品について調べようとしたら…
謎めいたその正体を探るべくネットで調べてみると、ペプシゴーストの特設サイトがヒットしました。そして冒頭には「刺激の強い表現」があるため閲覧注意を促す文言が。

(出典:ペプシゴースト特設サイト/キャプチャは編集部)
恐る恐る中に入ってみると、おどろおどろしい字体で「今日もまた、“謎”を暴こうとする者が現れたか……。」と、初めて来たのになぜかちょっと呆れられました。
この語り部によると、ペプシゴーストの“ミステリー味”の正体を突き止めた人はみな、忽然と姿をくらませてしまうのだとか。なるほど穏やかじゃないぞこれは。

(出典:ペプシゴースト特設サイト/キャプチャは編集部)
それでも歩を進めていくと、「レポート」なるものを読むことができます。レポートには「被験者の(味の)感想について」というページがあって、詳しい内容は割愛しますが、「強烈にハッピーな気分になる」「木漏れ日に包まれているような味」「宇宙の広さを感じる」など人によって感じる味の振れ幅が大きすぎてちょっと笑っちゃいました。

(出典:ペプシゴースト特設サイト/キャプチャは編集部)
結局、何でできていてどんな味がするのかは判然としませんでした。
なお、池袋サンシャインシティのお化け屋敷で「ノミの心臓」と判定されるほどのチキンぶりを誇る筆者ですが、ミステリー映画や脱出ゲームは大好物なので、この特設サイトは非常にドキドキワクワクしました。ストーリーも非常に凝って作り込まれていますので、この手のミステリーが好きな人はぜひ覗いてみると楽しいかも。ただし、最後のオチは真っ昼間のオフィスで見てもビクッとするくらい普通に怖いんでくれぐれも気を付けてください。
◆よく分からないので実際に飲んでみた
さて、調べてもよく分からなかったので、これはもう自分で飲んで確かめてみるしかありませんね。というわけで、近所のコンビニ(今回はニューデイズで入手)でペプシゴーストを調達してきました。
パッケージに書いてある原材料名などを見ても、やはりよく分かりません。いろいろとヒント0(ゼロ)の状態ですが、さっそく飲んでみましょう。


グラスに注いでみると、見た目はいつものペプシとまったく同じです。

ひと口飲んでみると――あ、これどこかで飲んだことある。しいて言うなら「チェリー味」に近いかな?輸入雑貨屋さんで売られている外国のお菓子みたいな味がします。完全にイメージですが、アメリカの子どもたちがこういう味のガム食べてそう!

が、特設サイトのレポートによると、どうやら人によって味の感じ方が違う様子でした。もしかすると別のスタッフが飲んだらまったく違った味のレビューになるかも…?
というわけで、ほかの編集部スタッフにもペプシゴーストを飲んでもらい、それぞれが感じた“ミステリー味”をまとめてみました!

スタッフAさん:
口に含んだ瞬間だけほんのり苦くて、ハーブのようにすっきりとした味。新品のお布団の匂い。さっぱりしていて飲みやすい。
スタッフSさん:
子どものころ駄菓子屋さんで食べたチェリー味のお菓子みたい。甘さはいつものペプシと同じくらいで、飲みやすい。懐かしい気持ちになった。
スタッフUさん:
子どものころ飲んだ「ファ●タ」のような、くだものフレーバーの炭酸飲料みたい。色から想像できない味なのでビックリした。フルーティーで、なぜかおばあちゃんちで飲んだ梅酒を思い出す。
――いかがでしょうか。一部、意味不明な感想も飛び出しましたが、味の感じ方はやはり人それぞれ。いかにペプシゴーストのポテンシャルが高いかということがお分かりいただけたかと思います。
ほかにも、居酒屋などでカジュアルに飲めるカクテル(コーラ割り)のような味、沖縄で飲んだルートビア、ちょっと弱めたドクター●ッパー、といった感想も。あと、これは30代以上の被験者に共通していたのですが、総じてエモーショナルでノスタルジックな気持ちを起こさせる味がするようです。飲んだあと、全員が少し遠い目をしていたのが印象的でした。きっと何かを思い出していたんでしょう。

※モザイクの向こうで遠い目をしています
とにもかくにも実際に飲んでみないと分からない味ではありますので、気になる方はぜひご自身の舌で確かめてみて!ハロウィンシーズン限定フレーバーですので、お見逃しのないよう。
