
先日放送された「お願い!ランキング」(テレビ朝日)で、最近“お家騒動”でも話題の定食チェーン「大戸屋」が特集されていました。
1番人気のメニューや創業時から愛され続ける看板メニューにも差をつけ、ほぼ満点の高評価で1位となったのが、期間限定の「出汁香る たっぷり葱の鴨鍋定食」(税込898円)。辛口の美食家たちも「完璧です」「安すぎ、大丈夫なの?」などと絶賛していました。
気になったので、筆者もさっそく最寄りの大戸屋へ食べに行ってみました!…で、結論から言うと、これめちゃくちゃおいしい!このクオリティで1,000円以下は相当コスパも高いんじゃないでしょうか。
◆プロも惚れた鴨鍋定食
大戸屋で初登場となる“鴨鍋”ですが、そもそも鴨肉を使ったメニューも初めてだそう。ぐつぐつと音を立てる土鍋の中に、厚みのあるあい鴨肉とお店仕込みの鴨だんごがごろごろと。お野菜には白菜やニラ、そしてたっぷりのねぎがこんもりと。
国産米を使ったごはんと、各店で仕込まれるというお新香、お好みで振りかける薬味の山椒七味がセットになっています。


枕崎産かつおの本枯節(ほんかれぶし)と真こんぶから煮出されるというだしは、香りもよく深いコクがあります。ここに鴨の脂が溶け出して、よりまろやかに。じゅんわり五臓六腑に染みわたるやさしい味です。

しっとりジューシーな鴨肉は、淡泊ながらもうまみたっぷり!山椒七味を少しかけると、ピリッと辛みがきいておいしさを引き立てます。


ねぎは後のせされているため、だしを吸ってもシャキシャキの歯ごたえが残ったまま。鴨肉にたっぷり添えてほお張れば、贅沢な“かもねぎ”が味わえます。

さらに、びっくりするほどおいしいのが鴨だんご!あい鴨ミンチに国産ショウガと玉ねぎのみじん切り、黒こしょうなどを加えて手でこね、ふっくらとだしで煮てあります。

ふわっふわにやわらかく、口に含むとほくほくっと崩れて閉じ込められていたうまみがジュワッとあふれます。ショウガの食感と程よい辛みがアクセント。このおいしさは手づくりならではなんでしょうね。

ボリュームたっぷりでお腹いっぱいになりますが、ごはん込みでカロリーは675kcalと低めなのも嬉しいところ。これからますます寒くなりますので、胃袋から温まりたくなったらぜひ大戸屋の鴨鍋を食べてみて。販売期間は12月4日までです。