だがしかし。同シリーズがない間、さまざまな“もち入りアイス”が話題となったことを覚えている方も多いでしょう。せっかくなので、今回は、それらを並べて「餅くらべ」をしてみたいと思います!
餅くらべに出場する選手は、こちらのみなさんです。
【1】ハーゲンダッツ「華もち きなこ黒みつ」(税別272円)
【2】シャトレーゼ「和菓子アイス わ匙 みたらし」(税込298円、4個入り)
【3】井村屋「やわもちアイス 京きなこつぶあんカップ」(税別130円)
【4】桔梗屋「桔梗信玄餅アイス」(税別269円)
さっそくそれぞれを食べてみましょう!
【1】“伸び”がハンパない「華もち」
ハーゲンダッツ「華もち きなこ黒みつ」は、黒蜜ソースを混ぜたきな粉アイスの上に、柔らかい餅と香ばしいきな粉を重ねてあるもの。スプーンを入れると、ふにゅっと柔らかい餅に当たり、持ち上げるとみょーんと伸び上がります。ホントに伸びるんだ…と、ちょっと感動。
これだけ伸びるのに、舌ざわりがよくなめらか。アイスの口どけとのバランスもよく仕上がっています。アイスに混ぜられた黒蜜ソースがまた、いい仕事をしてるんだ。
【2】甘味処で食べたい(?)「みたらしアイス」
シャトレーゼの“みたらしアイス”こと「わ匙 みたらし」は、6月に登場した商品です。バニラアイスにもち風ソースを重ね、甘じょっぱいみたらしソースをあわせてあるというもの。もち風ソースは、団子のイメージに近い歯切れのよさでした。みたらしソースも、まさに“たれ”そのもののような味わいなので、食べた感想は“冷たいみたらし団子”!
ちなみに、小さめサイズで1個あたり74.5円と、“甘味処でちょっと一息”気分で食べられそうなところも団子っぽいと思うのですが、いかがでしょう。
【3】ぷにゅっと食感がたまらない「やわもち」
「あずきバー」が有名な井村屋から販売されている『やわもちアイス』シリーズ。今回購入したフレーバーは、餅ときな粉アイス、あんこが組み合わされたものです。
こちらは、前出の2商品のように、アイスの上にフタをするような形で餅が広がっているのではなく、上部に丸い餅が5つ並べてあるというもの。餅を噛むと、ぷにゅっと弾力があり、4商品の中でもっとも噛みごたえがありました。“もち食ったぜ”って気分にひたりたいときにはコレ!
【4】どこを食べても餅が出てくる“桔梗信玄餅”のアイス
桔梗屋さんは、山梨県の銘菓として名高い「桔梗信玄餅」を製造販売する和菓子店。この老舗が作るアイス「桔梗信玄餅アイス」は、きな粉風味のアイスの中にゴロゴロと入った餅が特徴です。“華もち騒動”の際に話題となり、一躍有名になりました。
アイスの中に餅が混ざっているので、どこを食べても餅が出てくるのが嬉しい! ふにゅっと柔らかい桔梗信玄餅ならではの食感が、アイスになっても変わらず楽しめます。中央に入っている黒蜜をからめながら食べれば…その味わいはまさに、桔梗信玄餅!
それにしても、どのアイスの餅も、カッチカチに固まっていないことにビックリ。餅の食感とアイスの絶妙な組み合わせにヤミツキになります。そりゃ、華もちも売り切れるわけだ。ちなみに、今回の再発売にあわせて大量の華もちが生産されているそうで、数量限定ではあるものの、前回のようにすぐ売り切れるなんてことは無いそうですよ。