
さらに日本ユニセフ協会は「世界手洗いの日」に先駆け、“手洗い状況”調査の結果をまとめた「手洗い白書」を発表しました。“手洗い状況”調査は、全国47都道府県の小学校3~6年生の子ども108名が「手洗い調査隊」となって家族や友達の手洗いを調査したものです。

「手洗い調査隊」の報告によると、調査対象536人中、手洗い時間が20秒を超える「正しい手洗い」を行なっていたのは47%。一方、10秒以下の「不十分な手洗い」を行なっていた人は31%。さらに全体の約10%は「手をぬらしただけ」か「短すぎて判別不明」という結果となりました。
また、男性よりも女性の方が、正しい手洗いをしている傾向も明らかになりました。特に0~19歳と40~49歳の男性は手洗いが不十分だったとのこと。
千葉県こども病院感染症科の星野直医師も「正しく手を洗うためには20秒以上の時間が必要」と述べているように、健康を守るためには、しっかり時間をとって手を洗うことが大切のようです。